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category: 質屋についての豆知識
最終更新日 : 2026年06月24日
投稿日 : 2026年06月24日
「質屋で時計を質入れするには?」「質屋で時計を査定してもらうとどのくらいの価値が付くのか知りたい」と思っていませんか?質屋で時計を質入れする際は、時計と本人確認書類を持参して店舗で査定を受け、査定額に納得すれば、現金をその場で借りられます。
この記事では、質屋で時計を質入れする方法について、買取との違いや査定ポイントまで紹介していきます。また、時計の質入れ・買取で査定されるポイントまで紹介しているため、ぜひ最後までご覧ください。

時計を預けることで、個人の信用審査を経ずに即日融資を受けられ、期限内に元金と質料(利息)を支払えば手元に戻せる利便性と安全性の高い仕組みです。
まずは質入れ(質預かり)の基本システムや返済ルールを詳しく解説します。
質入れ(質預かり)は、所有する時計を質屋に担保として預け、その鑑定価値に見合う現金を借りられる仕組みです。銀行融資のような個人の信用・返済能力の審査はなく、品物自体の価値を担保するためです。
店舗に時計を持ち込むことで、スタッフがその場で査定し、品物や付属品に問題がなければ即日融資を受けられます。面倒な書類手続きや信用情報の照会も不要で、急な資金調達にも迅速に対応できます。愛着のある時計を担保に、信用審査を経ずにお金を工面できる点が特徴です。
質預かりの期限内に融資元金と質料(利息や保管手数料等を含めた料金)を支払うことで、いつでも担保の時計を取り戻せます。預かり保管期間は3カ月を目安に設定されることが多く、この期間内であれば自身のタイミングで返済可能です。
期限内に返済できない場合は、時計の所有権が自動的に質屋へ移る「質流れ」となります。その代わり、元金の返済義務や未払いの質料を請求される心配は一切なく、取り立てや督促も発生しません。期限管理さえ徹底すると、督促リスクに煩わされることなく大切な時計を安全に回収できます。
時計の「質入れ」と「買取」の最大の違いは「所有権がどうなるか」にあり、それぞれ査定額や利便性が異なります。
自身の状況や目的に合わせてどちらを選ぶべきか、特徴を比較してみましょう。
時計の質入れは、時計の所有権を手放すことなく一時的にお金を借りるシステムです。将来的な買い戻しを前提とするため、質屋側は相場下落リスクや保管管理コストを考慮する必要があります。提示される融資額(査定額)は、完全に売却する「買取」に比べてやや低め(買取額の約8〜9割程度)になる傾向です。
融資金額と手数料(質料)を支払えば、いつでも愛用の時計を元通り自分の手元に戻せます。一時的な資金調達を行いながら、大切な時計の所有権を維持できる点が大きなメリットです。
時計の買取は、時計の所有権を店舗へ完全に売却する代わりに、市場価値に応じた最大の現金を受け取るシステムです。買い取った品をすぐに再販できるため、将来の相場変動や長期保管のリスクを考慮する必要がないためです。
質預かりに比べて、査定額の上限を限界まで引き出した高額な現金をその場で受け取れます。一度契約が成立して売却すると、あとから買い戻すことは原則できません。今後着用する予定がなく、少しでも多くのまとまった現金がほしい場合は買取が最適です。
思い入れのある高級時計を「今後も使い続けたい」なら質入れを選び、「手放しても構わないので高額処分したい」なら買取を選びましょう。どちらの手続きが適しているかは、その時計に対する「今後の所有意思」で明確に判断できます。
代々受け継いだ時計を急な出費のために手放したくないときは、手数料を支払って回収できる質入れが有効です。引き出しに眠ったままで、着用機会のない時計であれば、買取に出して市場価値が高いうちに資金化するのが合理的です。愛着のある時計を一時的に預けて取り戻すか、手放して最大限の現金を得るか、目的に応じて賢く選択してください。
時計の「融資」と「買取」は、営業に必要な公的許可が法律で異なり、融資を行えるのは「質屋営業許可」を持つ店舗のみです。
店舗運営に関わる法律や許可制度の違いを正しく理解しておきましょう。
買取専門店やリサイクルショップが中古時計を買い取るには、古物営業法に基づく「古物商許可」が必要です。盗品の流通防止と早期発見を目的とする同法により、中古品売買をおこなう業者は公安委員会からの許可が義務付けられています。
許可を持つ店舗は、時計をはじめとする中古品の査定と買取業務を適法に行えます。ただし、古物商許可だけでは客の品物を担保に預かって金銭を融資することは法律上一切認められません。買取専門店は不要な時計を売却処分する場所であり、お金を借りることはできない点を覚えておきましょう。
品物を担保に預かって金銭融資をおこなうには、質屋営業法に基づく「質屋営業許可」の取得が必要です。融資を伴う質預かりは金利の発生や品物の保管義務が生じるため、一般的な古物商より厳格な法的基準が設けられています。
質屋には、公安委員会が定める基準に応じた質物の保管設備が求められ、時計を適切に保管する体制が必要です。多くの質屋は「質屋営業許可」と「古物商許可」の双方を保有し、質入れと買取の双方に対応可能です。大切な時計を担保に安全にお金を借りる際は、必ず公安委員会から「質屋営業許可」を受けた店舗を選んでください。

時計の査定額は、ブランド価値、動作状態、付属品、改造の有無というプロが見極める4大ポイントで決定されます。
高い査定額を引き出すために、各ポイントの評価基準を確認しておきましょう。
ロレックスやオメガなどの高級ブランド、世界的に流通量や需要の安定した人気モデルほど査定額は上がります。知名度が高く流通市場が活発なモデルは、質流れ後の処分や買取後の再販がスムーズだからです。査定時の為替変動(円安傾向など)や海外市場の需要といった「最新相場」も金額を大きく左右します。
同モデルでも、世界的な需要が高まっている局面であれば通常よりはるかに高額な査定を期待できます。手持ちの時計のブランド価値と最新の市場動向が、査定額のベースを決める主な要素です。
時計が正常に稼働しているかといった動作状況や、外装の傷、ガラスの割れの有無が厳しくチェックされます。時計は精密機械であり、見た目の美しさに加えて実用的な稼働状態が市場価値に直結するためです。
機械式時計のオーバーホール(分解掃除)の履歴証明書は、丁寧に使用されている証として評価されます。動作不良や目立つ破損、ガラスの欠けがある場合は、大幅な減額査定や預かり拒否となるケースもあります。日常的な手入れを怠らず、良好なコンディションを維持して査定に臨むことが重要です。
購入時の箱、取扱説明書、特に重要とされる「メーカー保証書(ギャランティーカード)」などの付属品の有無は査定額を大きく左右します。付属品が完備された製品は二次流通市場で人気が高く、次の買い手の安心感に直結するためです。
高級時計では、保証書やブレスレットの「余りコマ」が1つ欠品しているだけで、査定額が数万〜数十万円も下がるケースがあります。保証書は再発行不可能なため、査定時に重要な付属品として扱われます。高額融資や高値買取を目指す際は、購入時の付属品をすべて揃えて持ち込むことが不可欠です。
時計のベルトや文字盤、ベゼルなどのパーツがすべてメーカー「純正品」であるかが極めて重視されます。社外パーツへの交換や、アフターダイヤ等のカスタムが施されていると、メーカーの正規メンテナンス(オーバーホールなど)を受けられなくなるためです。
正規サポートを受けられない時計は商品としての信頼性が著しく低下し、大きな減額要因となります。ムーブメントなどの基幹部分に非純正パーツが使用されている場合、価値自体が著しく下落しかねません。査定額を落とさないためには、購入時の純正状態を保ち、改造や社外パーツへの変更を避けるのが原則です。
知的財産権侵害を防ぎ法律を遵守するため、コピー品や改造された時計の取り扱いは厳しく制限され、預かり不可などの対応が取られます。
安全な取引のために、正規品以外の査定基準をあらかじめ知っておきましょう。
正規品ではない偽物やコピー品は、商標権侵害品の流通に関与するおそれがあるため、質屋での取り扱いはできません。コピー品の流通に関与することは商標法違反や詐欺罪に抵触するおそれがあり、質店の信用を揺るがす重大な問題のためです。査定で偽物の可能性が極めて高いと判断された場合でも、質屋が直接「偽物」と断定することはありません。
実務上は「当店の取扱基準に満たないためお預かりできません」と言葉を選んで穏便に断るのが通常です。偽ブランド品や模倣品を持ち込んでも融資や買取は受けられず、取引自体を断られると認識しておきましょう。
時計本体が正規品であっても、社外ベルトや非純正ガラスへの交換、アフターカスタムがある場合は「改造品」とみなされます。一部でも改造が加えられた時計は、メーカーの正規サポートや修理を拒否される可能性が極めて高いためです。
質屋では大幅な減額査定になるか、トラブル防止のために預かりそのものを断る対応が一般的です。過去に正規パーツを社外品に交換した履歴がある場合は、もとの純正パーツを一緒に持ち込めば査定可能になるケースもあります。社外パーツを使用した時計は正規仕様から外れるため、査定に大きなマイナス影響を与える点に留意してください。
質屋では、肉眼での判別が極めて困難な「スーパーコピー」に対応するため、慎重に時計の真贋や動作状態を確認します。一見しただけでは見分けられないほど模倣品の製造技術が向上しており、高度な鑑定スキルと機材が不可欠なためです。
査定現場では、ルーペによる細部の観察、重量測定、ムーブメントの微小な動作音の確認が徹底されます。最新の顕微鏡や金属分析器の導入に加え、外部の真贋データベースと照合して客観的な判断を下す体制も整っています。プロの鑑定士が何重ものチェック工程を経ることで、偽物を見逃さず適正な査定価格を提示できる仕組みです。
時計の「質入れ」は、大切な資産を売却せずに一時的な資金調達に活用できる、利便性と安全性の高い仕組みです。期限内に元金と手数料を支払えば時計は手元に戻り、万が一返済できなくても督促のない「質流れ」で処理できるメリットがあります。目的や時計への想いに合わせて、質入れと買取を賢く使い分け、大切な時計を最も有利な形でご活用ください。
質屋CLOAKでは、時計の質入れ・買取ともに対応しております。名古屋エリアで「お金が必要になった」「自宅に不要なものがある」などで質屋・買取の利用をご検討されている方は、ぜひ質屋CLOAKをご利用ください。

監修:井上 男(だん)
金や貴金属・ブランド品をはじめ幅広いジャンルを取り扱う「質屋CLOAK」の代表。1977年7月生まれ。
査定歴は25年以上で、年間10,000点ほどの商品を査定。長年培ってきた経験やスキル・最新相場の把握によって、お客様のご希望に寄り添った高額査定を実現中。

名古屋大須の質屋・買取店
PAWNSHOP CLOAK クローク
愛知県名古屋市中区大須2丁目22-4 TEL:052-222-9609
所属組合:名古屋質屋協同組合・愛知県質屋組合連合会・全国質屋組合連合会
質:愛知県公安委員会許可 54116060010A
古物:愛知県公安委員会許可541319806900
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