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  • 質屋でお金を借りる方法とは?仕組み・メリット・注意点を解説


    category: ロレックスについての豆知識

    最終更新日 : 2026年06月24日
    投稿日 : 2026年06月24日

    「質屋でお金を借りる方法とは?」「質屋でお金を借りる仕組みを知りたい」と思っていませんか?質屋でお金を借りる「質入れ」は、自分の品物を担保として店舗に預けることで、原則として審査なしで現金を借りられる仕組みです。
    この記事では、質屋でお金を借りる方法について、仕組み・メリット・注意点まで紹介していきます。また、質屋で預けられる品物・担保にできない品物まで紹介しているため、ぜひ最後までご覧ください。

    目次

    質屋でお金を借りる基本的な仕組み

    質屋は自分の持ち物を担保として預ける代わりに、その価値に見合った現金を融資してもらう仕組みです。返済できない場合は原則として品物が質流れとなり、追加の取り立てや差額請求が発生しない点が一般的なローンと異なります。

    • 質屋では品物を担保にお金を借りる
    • 質入れと買取の違い

    よく混同されがちな「買取」との明確な違いを含めて分かりやすく解説します。

    質屋では品物を担保にお金を借りる

    質屋は信用情報や収入に関する審査は原則不要ですが、本人確認と品物の査定を受けることで、その場で現金を調達できます。融資の判断基準が利用者の年収や信用力ではなく、預ける品物そのものの価値にあるため、在籍確認や信用調査の手間が一切かからないことが大きな理由です。

    手持ちの高級時計やブランドバッグを店舗に持ち込むことで、わずか数十分の査定のあと、評価額の範囲内で即座に現金を受け取れます。契約の期限内に借入金と質料を一括で支払うと、お預けになった大切な品物は確実に手元へ戻ります。比較的スムーズに資金調達しやすい点が、質入れの強みです。

    質入れと買取の違い

    質入れは品物の所有権を残して一時的にお金を借りる方法であり、買取は所有権を完全に手放す代わりに、より高い査定額で現金化する方法です。質預かりでは将来的な相場下落リスクや厳重な保管コストを店舗が考慮するのに対し、買取はすぐ転売して利益を確定できることが理由に挙げられます。

    思い出の詰まった指輪など今後も残したいものは質入れを、不要になった古いバッグは買取を選択して多くの現金を受け取る使い分けが望ましいです。お金が必要だからといって、大切な品物を安易に売却して手放す必要はありません。ライフプランや品物への愛着に合わせ、一時的な預け入れと完全な売却のどちらが最適かをじっくり比較して判断しましょう。

    質屋でお金を借りる方法

    質屋でお金を借りる手順は非常にシンプルで、「来店・査定・融資」の3ステップのみであり、当日中にスピーディに取引が完了します。

    • 1. 品物と本人確認書類を持参して来店する
    • 2. 品物の査定を受ける
    • 3. 現金と質札を受け取る

    初めて利用する方でも戸惑うことなく手続きを進められるよう、具体的な一連の流れを詳しく確認していきましょう。

    品物と本人確認書類を持参して来店する

    質屋での融資には、担保にしたい品物と、質屋営業法で義務付けられた本人確認用の身分証明書を携えて店頭へ行く必要があります。法律によって取引相手の氏名・住所・職業などの確認が厳格に定められており、盗品流入を防ぐ防犯上の使命があるためです。

    来店時は、運転免許証やマイナンバーカードなど、現住所を確認できる公的証明書を用意してください。身分証明書がない場合、どれほど価値の高い品物を持参してもその場で取引をおこなうことはできません。必要な書類と品物を揃えて、公安委員会の許可を受けた店舗へ足を運びましょう。

    品物の査定を受ける

    来店後は、経験豊富なスタッフが持ち込まれた品物の状態や市場相場を確かめ、融資可能な査定額をスピーディに算出します。質屋では、査定経験のあるスタッフが市場相場や品物の状態をもとに査定額を判断できるためです。

    ブランドバッグの縫製や金具の傷、時計の動作状況や付属品の有無などを5分から15分程度で細密にチェックします。多くの店舗では査定料や相談料を無料でおこなっておりますが、事前に費用の有無を確認して利用しましょう。査定結果をその場で確認できる店舗も多く、自分の持ち物の目安額を把握しやすいのが特徴です。

    現金と質札を受け取る

    提示された査定額に納得できれば、その場で現金が手渡され、契約内容や返済期限が記載された「質札(しつふだ)」が発行されます。質札は品物を確かに預かった証明書であり、後に返済して品物を受け取る際にも提示が必要となる重要な書類だからです。

    記載面には、融資金額や毎月の質料、品物の所有権が移転する流質期限など、極めて重要な情報が印字されています。ただし紛失しても、基本的に再発行はおこないません。現金の金額を確認し、質札は財布のなかなど、他人の目に触れない安全な場所に大切に保管してください。

    質屋で預けられる品物・担保にできない品物

    質屋で扱えるのは「市場での中古価値があるもの」であり、定番品から店舗限定の特殊なもの、法律や管理上断られるものまで明確な基準があります。

    • 質入れできる具体的な品物(時計・ブランド品・貴金属)
    • 車(軽自動車)・バイク・スマホの質入れは店舗によって対応が異なる
    • 質屋での査定金額はどのように決められる?
    • 質屋で質入れを断られる品物

    どのような品物ならお金に換えられるのか、また持ち込んでも断られてしまうNG品には何があるのかを事前に把握しておきましょう。

    質入れできる具体的な品物(時計・ブランド品・貴金属)

    高級腕時計、ブランドバッグ、金やプラチナなどの貴金属は中古市場での需要が高く、高額な融資を受けやすい代表的な担保品です。中古市場で需要があり、再販価値を見込みやすいため、質屋側も査定額を付けやすい点が理由です。

    ロレックスやオメガといったブランド時計、ルイ・ヴィトンやシャネルのバッグに加え、壊れたネックレスや片方だけのピアスでも金・プラチナであれば重さに応じて高値がつきます。これら資産価値の高い品物を所有していれば、いざという時の確実な資金調達手段として役立ちます。まずは自宅で使わずに眠っている定番のブランド品や貴金属がないか、確認してみることをおすすめします。

    車(軽自動車)・バイク・スマホの質入れは店舗によって対応が異なる

    スマートフォンや自動車、バイクなどは、保管設備や査定・管理体制が必要となるため、店舗によって対応が大きく分かれます。車両の保管には強固なガレージや敷地が必須であり、精密機器であるスマホの保管や動作チェックには高度なセキュリティが求められるためです。

    駅前の小規模店舗では、スペースの都合から車両の預かりを全面的に断られるケースもあります。スマホの質入れでは、パスコードのロック解除やネットワーク利用制限(分割払い状況)のクリアが最低条件です。これらの品物を担保にしたい場合は、無駄足を避けるため、事前に電話やメールで取り扱いを確認しましょう。

    質屋での査定金額はどのように決められる?

    質屋での査定額は最新の中古市場やオークション相場を基準とし、品物のコンディションや箱・保証書などの付属品の有無から総合的に決定されます。万が一返済が滞って質流れとなった際、預かり品を速やかに売却して貸し倒れ分を回収する必要があり、現状の再販価格をシビアに見極める必要があるためです。

    同じブランドバッグでも、傷や内部の汚れが少ない美品で、ギャランティカードやケースが揃っているものほど高評価となります。市場トレンドの急激な変化や季節的な需要も、プロの鑑定士が日々分析して査定額に反映しています。品物の名称だけで画一的に判断せず、実物の価値や相場をリアルタイムで適正に評価する仕組みです。

    質屋で質入れを断られる品物

    コピー品、盗品、本人名義以外の品、動作しない家電、賞味期限のある食品、市場価値の極めて低いノーブランド品などは質入れを断られます。これらは質流れとなっても市場への再販による融資回収が不可能であり、一部は法律にも抵触するためです。

    見た目が美しくても商標基準を満たさない偽造品や、所有権が確認できない他人のスマートフォン、故障したタブレットは対象外となります。保管スペースを圧迫する大型家具、におい移りや劣化のリスクがある衣服、リサイクル価値のない日用品も扱えません。スムーズな取引のためにも、持ち込む品物が中古市場で再販可能な魅力を持っているか、一度客観的に見極めてみましょう。

    質屋でお金を借りる5つのメリット

    信用情報に傷がつかず、督促がなく、スピーディに現金が手に入ることなど、一般的なカードローンにはない独自の安全なメリットが多数あります。

    • 最短即日でお金を借りられる場合がある
    • 信用情報や収入の審査は原則不要
    • 大切な品物を売らずに済む
    • 返済できない場合は質流れになり、取り立てや差額請求がない
    • 信用情報機関に利用履歴が登録されない

    なぜ多くの人があえて質屋を選ぶのか、その具体的な5つの魅力を詳しく紐解いていきましょう。

    最短即日でお金を借りられる場合がある

    質屋では、信用情報の審査や在籍確認が原則不要なため、店頭での本人確認と査定が完了すれば、その場で現金を受け取れます。融資を判断するのは利用者の社会的信用や職業ではなく、預ける品物自体の価値であり、煩わしい審査手続きが不要だからです。銀行やカードローンでは審査や在籍確認に時間がかかる場合がありますが、質屋では品物と本人確認に問題がなければ、その日のうちに契約が完了します。

    店舗で品物を渡すだけで、面倒な書類記入や長い待ち時間なしに即座に現金を調達できます。急な病気や冠婚葬祭などのトラブルで「今すぐ現金が必要」という場面において、非常に即効性の高い調達手段です。

    信用情報や収入の審査は原則不要

    融資の可否や金額は預ける品物の査定価値のみで決まるため、利用者の年収や過去の返済遅延といった信用情報は原則問われません。返済が滞った場合でも、預かり品を質流れとして処分することで貸付金の回収を図る仕組みがあるためです。ただし、本人確認の一環として職業などの確認はおこなわれます。

    一般的な金融機関の審査に通りにくい方でも、価値のある品物と本人確認書類があれば、取引がおこなえます。収入証明書や源泉徴収票の提出も求められず、私物の価値だけを裏付けにお金を借りられます。融資希望者の社会的ステータスを詮索しない姿勢が、質屋ならではの大きな安心感となっています。

    大切な品物を売らずに済む

    一時的な資金不足を乗り切りたいとき、思い出のジュエリーや愛着のある宝物を完全に売却せず、将来的に取り戻す前提でお金を融通してもらえます。買取と異なり、質入れは所有権を利用者に残したまま、品物を担保として一定期間店舗に保管する仕組みのためです。

    親から贈られたブランド時計や思い出の指輪など、どんなにお金に困っていても「一生手放したくない」という大切な品に最適です。一度売却した品物を同じ状態・価格で再び手に入れることは難しい場合がありますが、質預かりであれば一時的に品物を預けて資金を調達できます。大切なコレクションを処分する前に、一時的に質屋に預けてピンチを凌ぐ賢い方法を検討しましょう。

    返済できない場合は質流れになり、取り立てや差額請求がない

    万が一期日までに返済できない場合、担保である品物の所有権が質屋へ移る(質流れ)だけで契約は終了し、原則として、督促や差額の請求は発生しません。融資金の返済ができない場合は、預けた品物が質流れとなることで取引が終了する仕組みのためです。

    一般的なローンと異なり、自宅への督促ハガキや勤務先への連絡で精神的に追い詰められる心配はありません。返済不能になっても、原則として「品物を失う」ことで取引が終了し、追加の債務が発生しない仕組みです。周囲に知られるトラブルや返済に追われる不安を極限まで抑えた、クリーンで安全な取引システムです。

    信用情報機関に利用履歴が登録されない

    質屋の利用履歴や返済遅延の事実は信用情報機関(CIC等)に登録されないため、将来的なローンの審査に影響しません。質屋は貸金業法ではなく独立した「質屋営業法」に則って営業しており、指定信用情報機関と提携・情報共有していないためです。

    何度質入れを利用しても、返済できずに質流れを発生させても、通常は信用情報に登録されないため、クレジットカードや住宅ローン審査に直接影響しにくいと考えられます。カードローンなどの利用は信用情報に記録されて他契約に影響を及ぼす場合がありますが、質屋ならクリーンな状態を保てます。信用情報への影響を避けながら、一時的な資金を調達したい方に向いている方法です。

    質屋でお金を借りるデメリットと注意点

    一般的なカードローン等に比べて金利が高く、期限を過ぎると大切な品物を失うといった、あらかじめ理解しておくべきリスクが存在します。

    • 質料はカードローンより高くなる場合がある
    • 質料は月単位で計算されることが多い
    • 査定額を超える借入はできない
    • 流質期限を過ぎると品物を失う
    • 店舗での本人確認と品物査定が必要になる
    • 営業許可を受けていない悪質な業者に注意する

    メリットばかりに目を奪われず、利用後に後悔しないために重要な注意点を一つずつ詳しく整理していきましょう。

    質料はカードローンより高くなる場合がある

    質屋の金利は「質料」と呼ばれ、質屋営業法が適用されるため、年利換算ではカードローンや消費者金融より高くなります。質料には、預かった品物を温湿度管理された頑丈な金庫で長期間安全に保護する保管コストが含まれているためです。

    一般的なカードローンの実質年率は最大15〜18%程度ですが、質屋の最大金利は質屋営業法により年109.5%(月利9%)まで認められています。借入額が大きくなれば月利は下がる傾向にありますが、長期間放置すると返済総額は大きく膨らみます。負担を抑えるためにも、必要最小限の利用に留め、早期の引き取りを前提とした計画的利用を心がけましょう。

    質料は月単位で計算されることが多い

    多くの質屋の質料は日割り計算に対応しておらず、お預かり期間が1日でも過ぎれば1カ月分が満額加算されます。暦上の1カ月(暦月計算)や、契約日から翌月の同日まで(満月計算)を一単位とする計算方式が業界の主流であるためです。

    日割りに対応していない店舗では、融資を受けて数日後に完済する場合でも、1カ月分の質料が発生することがあります。完済するタイミングによって支払額に大きな差が出るため、事前に店舗が採用する計算方式を確認しておく必要があります。給料日や資金調達の目途から逆算し、無駄な翌月分の支払いを防ぐ返済スケジュールを組み立てましょう。

    査定額を超える借入はできない

    質屋で借りられる金額の上限は、持ち込んだ品物の査定価値が目安であり、必要額がどれほど多くてもそれを超える借入はできません。返済不能時に品物を処分して貸し倒れを防ぐ仕組み上、担保としての資産価値を超える過剰な融資をおこなえないためです。

    たとえば10万円が必要であっても、持参したバッグの査定額が5万円であれば、融資額の上限は5万円に制限されます。不足額を補うためには、ほかに価値のある品物を複数用意し、まとめて査定に持ち込む必要があります。借入の希望金額が、手持ちのアイテムの資産価値に見合っているかを事前に予測しておくことが大切です。

    流質期限を過ぎると品物を失う

    質屋では契約から3カ月を流質期限としています。流質期限を過ぎると、品物の所有権は質屋へ移りますが、処分前であれば店舗によって相談できる場合もあります。質屋営業法に基づき、期限切れの段階で所有権が法的に店舗へ移転し、オークション等での売却・処分プロセスに入るためです。返済期限の失念や質札の日付勘違いによって、大切な形見やブランド時計を失って悔やむ利用者も少なからずいらっしゃいます

    期限後に現金を店に持参しても、すでに転売されて手元に戻らない事態が現実に起こります。品物を確実に守るためにも、手渡された質札の「流質期限」をスマホのリマインダーに登録するなど、定期的に確認する癖をつけましょう。

    店舗での本人確認と品物査定が必要になる

    防犯や法令遵守の観点から、質入れは完全なネット完結が難しく、原則として店舗での対面取引や所定の場所での確認が必要です。法律上の本人確認や営業場所の制限に加え、品物の真贋判定やコンディション確認には現物確認が必要になるためです。オンライン融資サービスが台頭する昨今でも、質屋を利用する際は原則として品物の現物確認が必要です。

    平日の日中や仕事帰りに、店舗の営業時間を考慮して足を運ぶ手間を面倒に感じる場合もあります。店頭での安全な現金取引と、プロの確実な対面査定によって成り立っている仕組みであることを理解しておきましょう。

    営業許可を受けていない悪質な業者に注意する

    公安委員会から正規の「質屋営業許可」を得ていない無認可の違法業者を利用すると、法外な金利の請求や、担保の搾取といった大きなトラブルに遭う危険性があります。これら悪質業者は質屋営業法を無視し、無許可での質営業や違法な融資を謳って利用者を勧誘するおそれがあるためです。

    「郵送のみで簡単融資」などの甘い宣伝文句に誘われると、不法な高金利を請求されたり、品物を不当に扱われたりするリスクがあります。一度違法業者と取引してしまうと法的なトラブルに巻き込まれ、品物や現金を取り戻すのが難しくなるおそれがあります。利用を検討する際は、公式サイトや店頭に「公安委員会許可番号」が明記されているかを必ず確認してください。

    質屋で借りたお金を返済・期限延長する方法

    利用者の経済状況や品物への愛着度に合わせて、「品物回収」「期限の先延ばし」「品物の手放し」の3つの選択肢が用意されています。

    • 流質期限内に元金と質料を支払って品物を取り戻す
    • 質料を支払って預かり期限を延長する
    • 返済せずに質流れにする

    自身の財布事情や今後の計画に合わせて、最も負担の少ない賢い選択を行えるよう、具体的な方法を理解しておきましょう。

    流質期限内に元金と質料を支払って品物を取り戻す

    定められた3カ月の期限内に、融資金の元金と経過月数分の質料を一括で支払えば、預けた品物を手元に取り戻せます。借入金と質料を清算することで契約が終了し、預けていた品物を受け戻せるためです。

    たとえば3万円を借りて2カ月後に完済する場合、元金3万円に2カ月分の質料を加え、質札を添えて店頭窓口で現金決済します。愛着のある品物を何としても守りたい場合、この基本的な完済手続きが確実な選択肢です。支払期限が到来する前に資金計画を立て、余裕を持ったスケジュールで完済できるよう準備を整えましょう。流質期限の延長について店舗のルールを確認してください。

    質料を支払って預かり期限を延長する

    返済期限が迫っているものの元金を用意できない場合は、質料のみを支払うことで期限を延長できます。質料を支払うことで、店舗のルールに基づき流質期限を延長できる場合があるためです。

    たとえば5万円の元金返済が難しいとき、2カ月分の質料だけを支払うことで、流質期限を2カ月先へ繰り下げられます。店舗によっては期限延長に回数制限がなく、質料を支払い続ける限り品物を預け続けられる場合があります。一時的に手元資金が不足している際は延長制度を活用し、元金を用意するための時間を確保しましょう。

    返済せずに質流れにする

    返済資金を用意できない場合や品物が不要になった際は、返済を行わずに「質流れ」にすることで、融資金を返さずに取引を終えられます。品物そのものを担保融資の対価とする仕組みであり、期限を過ぎた瞬間に所有権が移る代わりとして、金銭の返済義務も法的に消滅するためです。

    処分を考えている古いジュエリーであれば、資金繰りに苦労することなく、そのまま預けた状態にして取引を完結させられます。店舗からの取り立てや、家族に知られる連絡が入る不安もありません。返却を希望しない品物であれば、質流れにすることも選択肢の一つです。ただし、売却する場合との手取り額も比較するとよいでしょう。

    質屋を上手に利用するコツ

    少しでも多くの現金を低コストで調達するためには、品物自体の価値を高める工夫と、返済負担を抑える借り方の工夫を組み合わせることが重要です。

    • 査定額を上げるためのコツ
    • 必要最低限の金額だけを借りて質料を抑える

    ただ品物を持ち込むだけではなく、誰でも簡単に実践できるお得な利用のコツをチェックしておきましょう。

    査定額を上げるためのコツ

    少しでも高額の査定を引き出すためには、持ち込む前に汚れを綺麗に落とし、箱や保証書などの付属品をできるだけ揃えて持参しましょう。新品購入時の状態(フルセット)に近いほど中古ブランド市場での再販が容易になり、資産評価に好影響を与えるためです。

    高級時計ロレックスの場合、本体のみより外箱や取扱説明書、ギャランティカード、ベルトの余りコマが揃っているだけで、査定額が数万円アップします。バッグ類でも、ショルダーストラップや保存袋の有無が査定時のチェックポイントとなります。ホコリや手垢を落とし、保管してある付属品をかき集めて持ち込むことが、高額査定を狙う基本ルールです。

    必要最低限の金額だけを借りて質料を抑える

    提示された査定額が高くても、必要以上に借りず、本当に今必要な最小限の額に留めることが毎月の質料負担を抑える極意です。支払う質料は借入金額に対する料率(%)で算出されるため、融資総額を少なく抑えるほど月々の負担が確実に軽減されるためです。

    たとえば10万円と査定された指輪でも、必要な金額が2万円だけなら「借入は2万円で」と申し出るのが賢いやり方です。満額の10万円を借りてしまうと毎月の質料が膨らみ、その後の完済(元金返済)のハードルが一段と高くなります。査定額の限界まで借りず、手元に必要な額を冷静に算出し、最小限の融資額で契約しましょう。

    質屋とカードローンの違い

    質屋は「担保価値」重視、カードローンは「個人の信用力」重視という根本的な違いがあり、用途やメリット・デメリットを比較して選ぶべきです。

    • 質屋は品物の査定額をもとに借入額が決まる
    • カードローンは担保不要だが審査や総量規制がある

    どちらが今のあなたにとって最適な資金調達方法なのか、それぞれの決定的な違いを明確にしておきましょう。

    質屋は品物の査定額をもとに借入額が決まる

    質屋は担保となる品物があれば、収入や信用情報の審査を原則受けずに資金調達でき、返済できなくなっても通常は督促や信用情報への影響が生じない仕組みです。個人の年収やこれまでの借入履歴を一切調査せず、目の前にある担保の資産価値のみを基準に融資をおこなうためです。

    過去にクレジットカードの遅滞経験があり金融機関での借入が困難な方でも、価値ある品物を持ち込むだけでその日に現金を手にできます。万が一返済が難しくなった場合は、品物を手放す「質流れ」だけで取引が終わり、ペナルティは課されません。借入という心理的負担を避け、私財を担保にして安全に目の前のピンチを凌ぎたい方には、質屋の利用が適しています。

    カードローンは担保不要だが審査や総量規制がある

    一般的なカードローンは担保なしで手軽に借りられますが、信用情報の厳格なチェックや職場への在籍確認が必要であり、年収の3分の1を超える借入ができない総量規制が適用されます。個人の「信用」のみを担保として融資をおこなうため、貸金業法に基づいた返済能力の厳格な確認義務が生じるためです。安定した職業のない方や、すでに他社借入の多いフリーターは、審査に通らずに借入できない状況が多々あります。

    また在籍確認の電話が職場に入ることで、同僚や上司にローンの利用が知られるのではないかという不安も生じます。手元に担保となる品物がない場合の有効な選択肢ですが、厳格な書類審査や今後の借入枠への影響(審査履歴)は覚悟しなければなりません。

    質屋の利用に関するよくある質問

    質屋の利用に関するよくある質問を以下にまとめました。

    返済や質料の支払い時に来店は必須ですか?

    質屋での返済や質料の支払いは、原則として来店が必要です。ただし、支払う目的が「品物の受け取り」か「質料のみの支払い」かによって対応が異なります。

    同じ品物で何度も質入れを利用できますか?

    質屋では、同じ品物を何度でも預けて質入れ(質預かり)を利用することが可能です。一度受け戻した品物であっても、その時の相場に応じた金額で再度融資を受けられます。

    質屋でお金を借りると信用情報に影響しますか?

    質屋でお金を借りても、通常は信用情報機関に登録されないため、信用情報に影響しないと考えられます。質屋の「質預かり」という仕組みは、銀行のカードローンや消費者金融とは根本的に異なります。

    返済できないと家族や職場に連絡されますか?

    質屋でお金を返済できなくなっても、一般的なローンのように家族や職場へ督促されることは通常ありません。質屋の「質預かり」は、消費者金融などのキャッシングとは仕組みが根本的に異なります。

    まとめ

    質屋は、価値のある品物と本人確認書類を用意できれば、収入審査や在籍確認なしで即日資金調達できる場合がある仕組みです。利用者の信用度ではなく、お預けになる「物の価値」を基準とするシステムだからこそ、信用情報に不安がある方でも利用しやすい方法です。ただし、カードローンと異なり、年利換算した金利(質料)の高さや3カ月の流質期限といった、独自のルールがある点には注意が必要です。

    質屋CLOAKでは、質入れ・買取ともに対応しております。名古屋エリアで「お金が必要になった」「自宅に不要なものがある」などで質屋・買取の利用をご検討されている方は、ぜひ質屋CLOAKをご利用ください。

    監修:井上 男(だん)

    金や貴金属・ブランド品をはじめ幅広いジャンルを取り扱う「質屋CLOAK」の代表。1977年7月生まれ。
    査定歴は25年以上で、年間10,000点ほどの商品を査定。長年培ってきた経験やスキル・最新相場の把握によって、お客様のご希望に寄り添った高額査定を実現中。

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