質屋で担保になるものとは？担保として高値がつきやすいものを解説

質屋でお金を借りたいと考えている方は、質屋で担保になるものを知りたいのではないでしょうか？できることなら、質屋へはなるべく高い担保を持ち込みたいものですよね。

無駄足を踏まないためにも、あらかじめ、質屋で担保になるものについて知っておくことをおすすめします。

そこで今回は、以下のトピックについて解説します。

• 質屋で担保になるものとは何か
• 質屋で担保に高値がつきやすくなるポイント
• 質屋で担保相応の現金を受け取るメリット
• 質屋での質入れの手順

この記事を読むことで、質屋で担保になるものや質入れの方法が理解できます。

「質屋でなるべく高く担保にできるものを知り、現金を多めに受け取りたい」とお考えの方は、ぜひ参考にしてください。

質屋で担保になるものとは？

質屋で担保になるものについて、正しい知識を身につけておきましょう。以下の3点について解説します。

• 質屋で担保として高値がつきやすいもの
• 質屋で担保になりにくいまたは値が下がりやすいもの
• 担保になる可能性があるもの

それぞれ見ていきましょう。

質屋で担保として高値がつきやすいもの

質屋で担保になるものの中で、ブランド品（バッグ・時計・アクセサリーなど）と貴金属（金・プラチナなど）は比較的高値がつきやすいです。

ブランド品（バッグ・時計・アクセサリーなど）

シャネル、エルメス、ルイ・ヴィトン、グッチなどのブランドバッグや財布は、質屋で担保として高値がつきやすいです。定番アイテムや、新作など人気の高い商品は特に高額で査定されやすいでしょう。

ロレックス、オメガ、カルティエなどのブランド時計も、投資対象として注目を集めており、高値がつきやすいものです。

ティファニー、ブルガリ、ハリー・ウィンストンなどのブランドのジュエリーやアクセサリーも、安定した需要があるため高値がつきやすいです。これらは、ブランドの価値に貴金属の価値も加わるため、ノーブランドのジュエリーやアクセサリーよりも高値がつきやすくなります。

貴金属（金・プラチナなど）

金・プラチナなどの貴金属は、希少性が高く、需要や価値が安定しているため、質屋の担保として高値がつきやすいです。

純度と重量を基準として査定されるため、貴金属の形状にかかわらず、査定対象になります。特に近年、金相場が高騰していることから、金が使用されている品物は高値がつきやすくなっています。

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質屋で担保になりにくいまたは値が下がりやすいもの

質屋で担保になりにくかったり、値が下がりやすかったりするものは、家電製品です。

パソコン、デジタルカメラ、液晶テレビなどは、担保になる場合もありますが、次々に新製品が発売されるため、旧モデルは値が下がりやすくなります。

製品の発売後5年が経過している場合には、担保にならないこともあるため注意が必要です。

担保になる可能性があるもの

質屋によっては、以下のようなものも担保になる可能性があります。

• 和服
• オーディオ製品
• スポーツ用品
• 釣具

これらはの査定には専門知識が必要なため、質屋によって担保になるかどうかは異なります。また、美術品や骨董品は模造品が多く、質屋によっては真贋の判定ができず担保にならないことがあります。

査定してもらえるかどうか不安な場合には、あらかじめ、担保になるかどうかを問い合わせてみるのがおすすめです。

質屋で担保に高値がつきやすくなるポイント

質屋で担保に高値がつきやすくなるポイントを、以下の4つに分けて解説していきます。

• きれいな状態にしてから質屋に持ち込む
• 付属品はなるべく揃えておく
• 複数のものを一緒に査定に出す
• 金は特に担保に出すタイミングを見極める

詳しく解説していきます。

きれいな状態にしてから質屋に持ち込む

質屋に担保にするものを持ち込む際には、できるだけきれいな状態にして起きましょう。

傷がつかないように注意しながら、柔らかい布などで優しく汚れを取り除いてください。高価なものであれば、製造・販売元へクリーニングに出すことも選択肢の1つです。

また、時計などが壊れている場合には、修理を施してから持ち込むとよいでしょう。ただし、クリーニングや修理にお金をかけ過ぎてしまうと、融資してもらえる金額を上回ってしまうこともあるため、注意が必要です。

付属品はなるべく揃えておく

品物に付属していた箱、説明書、保証書、鑑定書などはなるべく揃えておくことで、高値がつきやすくなります。

特にブランド品の場合には、保証書が本物であることの証明になり、価値に見合った正確な査定をしてもらえるでしょう。また、時計やブレスレットのコマを外している場合には、必ず元に戻すか、持参するようにしてください。

複数のものを一緒に査定に出す

質屋によっては、複数の品物をまとめて査定に出すことで、査定額が通常よりも高くなることがあります。複数の品物を一度に持ち込む方を対象とした、「おまとめ査定キャンペーン」などを実施していることがあるためです。

担保にしたい品物がいくつかある場合には、できるだけ一緒に持っていきましょう。

金は特に担保に出すタイミングを見極める

金の相場は日々変動します。そのため、金を質屋に担保として預ける際には、相場が高いタイミングを選ぶことで、より高額な査定が期待できます。

とくに近年の金相場は、歴史的に見ても非常に高い水準で推移している状況です。日々変わる金相場をこまめに確認し、できる限り有利なタイミングを見極めるようにしましょう。

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質屋で担保相応の現金を受け取るメリット

さまざまな事情からお金が入用になり、融資を受ける方法は複数あります。（質屋やカードローン、消費者金融など）

そのなかでも、質屋を利用して現金を受け取るメリットは以下の5つです。

• 信用情報機関への影響がない
• 元金と質料を返済すれば担保を取り戻せる
• 返済義務が厳しくない（質流れという選択肢がある）
• 取り立てがない
• スピーディーに現金を受け取れる

一つずつ解説していきます。

信用情報機関への影響がない

質屋の質預かりを利用する大きなメリットの一つは、個人の信用情報機関に取引の記録が登録されたり、照会されたりする影響が一切ない点です。

銀行や消費者金融などの金融機関から融資を受ける場合、審査の過程で信用情報が確認され、その利用履歴も記録されます。しかし、質屋の質預かりは品物を担保とした融資であり、個人の返済能力を審査するものではないため、信用情報とは無関係です。

したがって、将来的に住宅ローンや自動車ローンなどを組む際に、質屋を利用したことが影響することはありません。

元金と質料を返済すれば担保を取り戻せる

質屋の質預かりのメリットとして、期限内に元金と質料を支払えば、預けた品物を確実に取り戻せるという点があります。

大切な思い出の品や、将来また使いたいと考えている品物を手放すことなく、一時的に現金化できるのが質預かりの大きな特徴です。買取とは異なり、あくまでも「預ける」という形なので、期限内に返済の意思があれば、品物が売却されてしまう心配はありません。

返済期間は原則3カ月ですが、質料を支払うことで延長することも可能です。

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返済義務が厳しくない（質流れという選択肢がある）

質屋の質預かりにおける返済義務は、他の金融機関のローンと比べて厳しくないというメリットがあります。

万が一、期限までに元金と質料（利息や保管料の合計金額）を返済できなかった場合でも、預けた品物の所有権を放棄する「質流れ」という形で契約を終了させることが可能です。質流れを選択すれば、それ以上の返済義務は一切発生しませんし、取り立てや督促を受ける心配もありません。

つまり、返済できなくても預けた品物を手放すだけで解決するため、精神的な負担が少なく、安心して利用できる仕組みになっています。

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取り立てがない

質屋の質預かりでは、返済が滞ったとしても取り立てがおこなわれません。質屋は、預かった品物を担保として融資をおこなっているため、万が一返済ができなかった場合は、その品物の所有権が質屋に移る「質流れ」という形で契約が完了します。

そのため、自宅や職場に電話がかかってきたり、手紙が送られてきたりするような取り立て行為は一切ありません。返済のプレッシャーを感じることなく利用できるのが、質屋の質預かりを利用するメリットです。

スピーディーに現金を受け取れる

質屋の質預かりでは、スピーディーに現金を受け取ることが可能です。通常、品物の査定が完了すれば、その場で現金を手渡してもらえます。

金融機関のローンのように複雑な審査や手続き、保証人が必要ないため、急な出費でお金が必要になった場合でも迅速に対応可能です。たとえば、冠婚葬祭が重なった、急な医療費が必要になったといった緊急時にも頼りになります。

多くの質屋では、査定から現金化まで数十分程度で完了することが一般的です。

質屋での質入れの手順

質屋での質入れでは、以下のような手順で進みます。

1. 査定を受ける
2. 査定額を提示される
3. 金額に納得したら身分証を提示し手続きを進める
4. 質札・現金を受け取る

順を追って解説していきます。

査定を受ける

査定を受ける際には、品物を店舗に持ち込むのが基本です。来店予約が可能であれば、予約をしていけば待ち時間なしで査定してもらえるでしょう。

出張査定をおこなっている質屋もあります。最近では、メールやLINEで写真を送り、査定をおこなう質屋も増えてきています。

自分に合った方法で査定を受けましょう。

査定額を提示される

査定が終了すると、査定額が提示されます。金額だけでなく、融資を受けた場合の金利や流質期限などの条件についても確認しておきましょう。

金額や条件に納得できない場合には、査定のみで終わりにしても問題ありません。査定が無料かどうかは、質屋によって異なるため、あらかじめ確認しておいたほうがよいでしょう。

金額に納得したら身分証を提示し手続きを進める

提示された査定額に納得した場合には、身分証明書を提示したうえで、必要書類に情報を記入してください。

身分証明書は、運転免許証、マイナンバーカード、健康保険証、パスポートなどが一般的ですが、質屋によって種類が指定されていることもあります。事前に確認しておきましょう。

質札・現金を受け取る

最後に質札と現金を受け取ります。質札とは、担保に入れた品物を預かったことを証明する書類です。氏名、元金、契約日、商品名、流質期限、質料などが記載されています。

一般的な流質期限は3か月です。期限までに元金と質料を支払えば、品物は戻ってきます。支払えない場合には、質流れとなり、品物は戻ってきません。

まとめ

質屋で担保になるものの中で、高値がつきやすいのは、バッグ・時計・アクセサリーなどのブランド品と、金・プラチナなどの貴金属です。

高値がつきやすくなるポイントを押さえて質屋に担保に出すことが重要です。信頼できる質屋を選び、納得のいく査定をしてもらいましょう。

質屋CLOAKでは、質入れ・買取ともに対応しております。名古屋エリアで「お金が必要になった」「自宅に不要なものがある」などで質屋・買取の利用をご検討されている方は、ぜひ質屋CLOAKをご利用ください。