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  • 金の売り時っていつ?2025年は売り時?今後の予測を解説


    category: 貴金属についての豆知識

    最終更新日 : 2025年02月26日
    投稿日 : 2025年02月26日


    金の価格が高騰する昨今、「今って金の売り時なの?」「金の売り時がいつかを知りたい」と疑問に思う方は多いのではないでしょうか。

    金は世界情勢が傾いているときに高くなりやすいため、近年の新型コロナウイルス蔓延やウクライナ侵攻などで現在価格が上昇しています。金売り時を逃さずに売却すれば高い利益を得られるため、価格が上昇するタイミングをしっかり把握しましょう。

    この記事では、金の売り時について、価格の上昇原理や相場変動で気を付けることを解説します。金の売り時が気になっている方や、金をいつ売ろうか検討されている方は、ぜひ最後までご覧ください。

    金の売り時は「金価格が高いとき」が鉄則

    金の売却を考える際に最も重要なのは、金価格が高いときに売ることです。金の価格は日々変動しており、その変動要因には経済情勢、為替相場、金の需給バランスなどが影響を与えます。

    過去のデータを振り返ると、経済不安や金融危機の際に金の価格が急騰する傾向があります。そのため、売却を検討する際には、現在の金価格が高値になっているかどうかを見極めることが大切です。

    2025年は金の売り時?


    2020年以降高騰傾向にある金価格は、2025年初頭からさらに高騰し、歴史的水準を推移しています。よって2025年は、「金の売り時」といえます。

    では2025年が金の売り時だといえる理由について、以下の3点によって深堀りしていきます。

    • 2025年の価格動向
    • 2020年以降の金価格動向について
    • 金以外の金融資産も確認する

    詳しく見ていきましょう。

    2025年は金価格が高騰している

    2025年2月25日時点で金の小売価格が1g15,705円を記録し、金の価格は過去最高水準です。今後の世界情勢にもよりますが、年内の金価格は15,000円以上の高値で推移する可能性が十分に高いでしょう。

    なお、世界的なウィルスの流行やウクライナ侵攻、低金利などが解決すれば、金価格が下落する可能性も高いことには注目する必要があります。

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    2020年以降の金価格動向について

    2020年以降、金価格は大きく高騰しました。2020年には新型コロナウイルスの影響で金融市場が混乱し、安全資産としての金の需要が急増したからです。その結果、金の価格は一時的に史上最高値を記録しています。

    その後、世界経済が回復するとともに金の価格は落ち着きを見せました。しかし、インフレ懸念や地政学リスクの高まりにより、依然として高水準を維持しています。2025年も引き続き経済や世界情勢の先行きが不透明な状況が続くため、金価格の動向に注意を払う必要があるでしょう。

    なお、2022年に起きたウクライナ侵攻で、世界情勢は再び不安定になっています。コロナ禍のパンデミックが終わってから落ち着いていた金の値段ですが、再び高まり始め、過去最高水準を記録しているのが現状です。

    金以外の金融資産も確認する

    金の売却を考える際には、他の金融資産の動向も確認することが重要です。株式市場が堅調に推移しているときには、投資資金が株式へと流れるため、金価格は下落しやすくなります。

    一方で、株式市場が低迷している場合には、安全資産としての金の需要が高まり、金価格が上昇することが多いです。そのため、金を売却するタイミングを判断する際には、他の資産の動きも総合的に考慮する必要があります。

    なお金の価格上昇に乗り遅れると、先んじて売却をおこなった方の影響で価格の暴落が起こる可能性もあります。金の価格が上がり始めたら素早く売却をおこなうことが大切です。

    金の売り時を見極めるために今後の予測も把握しよう

    金の売り時を見極めるためにできる、今後の予測・対策方法を「短期的」「長期的」の2つに分けて解説していきます。

    短期的には金価格が下落する可能性もある

    金価格は、「もう少し待てば上がる」と思っても、そのときが最高値で、直後に下落することもあります。そして正確な価格予測は、専門家でも困難なのが現状です。

    売却のタイミングを見極められないと、利益を逃す可能性があるため、決断が重要です。迷った際は、「特定の価格に達したら売る」といった基準を設けることで、最適な売り時を逃すリスクを減らせます。

    金は長期保有もおすすめ

    金はインフレに強い資産として知られており、長期的に保有すれば資産価値を維持可能です。過去のデータを見ても、金は数十年単位で価格が上昇する傾向があります。そのため、金を長期的な視点で保有するのも一つの選択肢となるでしょう。

    なお、金の長期保有をする際には、まず適正価格を知っておくのが大切です。純度や重量を把握し、正式な査定価格を出すためにも、買取専門店での査定をおすすめします。

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    今後金価格が上がるタイミング


    これから金の売却を考えている方向けに、金価格が上がる主なタイミングを4つご紹介します。

    • 世界規模で経済や情勢が悪化しているとき
    • 円安の傾向が強いとき
    • 特定の国が金を購入したとき
    • 株式が下落しているとき

    詳しく解説します。

    世界規模で経済や情勢が悪化しているとき

    世界的な経済不安や地政学リスクが高まると安全資産である金の需要が増加し、金価格が上昇しやすいです。

    金は株や国債と違い、安定した現物の資産として保有できます。国の崩壊により紙切れに変わる株や国債の代替え品として資産を守れるため、世界情勢が不安定になると金を買い求める方が増えるのです。

    以下のような不安要素は、金の価値を大きく高めます。

    • 戦争やテロ
    • 原油の高騰
    • 金融危機

    特に、戦争や大規模な金融危機が発生した際には、金価格が急騰するケースが多いです。近年ではウクライナ情勢が悪化し、侵攻が進んで金投資の需要が高まっています。世界情勢の注視を行い、金の売り時を見極めましょう。

    円安の傾向が強いとき

    円安が進行すると、日本国内での金価格は上昇しやすくなります。

    金は国際市場で米ドル建てで取引されるため、円の価値が下がると相対的に金の価格が高くなります。円安時に輸入品が高くなるのと同じ原理で、金の価格も上昇するのです。

    本格的に金取引をするなら、米ドル/円のチャートもぜひチェックしてください。

    特定の国が金を購入したとき

    特定の国が金を積極的に購入すると金の需要が高まり、相場が上昇するケースがあります。金の供給量に対して需要が高まると、需要と供給のバランスが崩れて価格高騰が起きるためです。

    国が金を購入する場合、kgではなくt単位の金属が動きます。特に、中国やロシアなどの国々が金の備蓄を増やしている場合、国際的な金価格の上昇要因となりやすいです。また近年ではインドによる金購入も活発になっています。

    なお、これらの動きはニュースで報道される可能性が高いです。金を売却しようと考えている方は、世界情勢のニュースを必ずチェックするようにしてください。

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    株式が下落しているとき

    株式市場が低迷すると、投資家はリスク分散のために安全資産である金に投資先を移すため、金価格が上昇することが多いです。

    株は、低下すると価値がなくなるリスクを持つ投資です。株式が大きく下落する時には、半恒久的な価値を持つ金の需要がアップします。

    そのため、株式市場の動向をチェックし、株価が下落しているタイミングでの金売却を検討するのも一つの戦略といえます。

    金を1円でも高く売るコツ

    金を1円でも高く売るコツは、以下の3つです。

    • 純度と重量を把握しておく
    • 信頼できる業者で売る
    • 付属品を用意する

    一つずつ解説します。

    純度と重量を把握しておく

    金が高く売れるかどうかは、純度と重量が関わってきます。

    金の純度について

    金には「K24(純金)」や「K18」などの純度があり、これらの純度が高いほど価値も高いです。事前に自分の金の純度を確認すれば、適正な価格で売却できます。

    なお、最も価値が高いのはK24の純金であり、数字が下がり金の含有量が少なくなるのに比例して、価格も安くなります。通常刻印によって純度がわかりますが、なかには偽物が紛れていることも。

    よって金の売却時は、純度を証明できる購入時の証明書なども揃えておくと安心です。

    金の重量について

    金の価格は重量によって決まるため、正確な重量を把握することが重要です。g単位で価格が決まるため、誤差を最小限にするために精密な計量が推奨されます。

    また、事前に重量を計測しておくことで、ある程度の買取価格を把握できます。

    ネックレスやブレスレットなどは、重さがあるため高く売れる金製品のひとつです。特に喜平系のアクセサリーは、買取が高価になりやすい傾向にあります。

    信頼できる業者で売る

    金を売却する際には、信頼できる買取業者を選ぶことが重要です。複数の業者で査定をおこなって、買取価格を比較し、より高値で売却できる可能性を高めましょう。

    また、金買取の手数料や買取実績も、事前に確認しておくのがおすすめです。

    付属品を用意する

    金の購入時に付属していた証明書やケースがあると、査定額が高くなることがあります。特にブランドジュエリーの場合は、付属品が揃っていることで買取価格が向上することが多いです。

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    まとめ

    金の売却を検討する際には、相場が高いタイミングを見極めることが重要です。2025年の金価格は引き続き高値で推移する可能性があるため、今後の経済動向や為替相場を注視しながら売り時を判断することが求められます。

    金を売る際は、純度や重量を把握することで適正価格での売却が可能になります。信頼できる業者を選び、事前に査定と相場の把握をしておきましょう。

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    監修:井上 男(だん)

    金や貴金属・ブランド品をはじめ幅広いジャンルを取り扱う「質屋CLOAK」の代表。1977年7月生まれ。
    査定歴は25年以上で、年間10,000点ほどの商品を査定。長年培ってきた経験やスキル・最新相場の把握によって、お客様のご希望に寄り添った高額査定を実現中。

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