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category: ロレックスについての豆知識
最終更新日 : 2026年07月28日
投稿日 : 2026年07月28日
「ロレックスはどこの国の時計?」「ロレックスはどこの国のブランドなのか?」と疑問をお持ちではありませんか?ロレックスは現在、本社をスイスのジュネーブに置く高級時計メーカーです。一方、ロレックスの歴史はイギリス・ロンドンで始まったため、イギリス発祥のブランドともいわれています。この記事では、ロレックスはどこの国の時計なのか、イギリス発祥といわれる理由を紹介します。海外で購入する際の注意点や、質屋へ相談する前に確認したいポイントも紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

ロレックスは現在、スイスに本社と製造拠点を置く高級時計メーカーです。時計の設計・製造・組み立て・検査をスイス国内で行っており、スイスを代表する時計ブランドのひとつとして知られています。
現在のロレックスがどのような体制で時計づくりをおこなっているのか、詳しく解説します。
ロレックスは現在、スイスを拠点に世界展開する高級時計ブランドです。1905年にイギリス・ロンドンで事業が始まりましたが、現在は本社や研究開発、製造、組み立て、検査などの主要機能がスイスに置かれています。
ロレックス公式サイトでも、すべての時計をスイスで設計・製造・組み立て・検査していると説明されています。そのため、現在のロレックスは名実ともにスイスの時計メーカーといえるでしょう。
ロレックスの本社は、スイス・ジュネーブのアカシア地区にあります。アカシアの本社には、経営や管理、販売、コミュニケーション、輸出、アフターサービスなどの部門が集約されています。
時計のデザインや研究開発に関する業務もおこなわれており、ロレックスの事業全体を支える中枢拠点です。ほかの製造拠点で作られた部品の最終組み立てや、完成した時計の性能検査もアカシアでおこなわれています。
ロレックスの時計は、現在稼働しているスイス国内4か所の主要拠点で製造されています。ジュネーブのアカシアでは時計の開発や最終組み立て、ビエンヌではムーブメントの開発・製造、プラン・レ・ワットではケースやブレスレット、シェーン・ブールでは文字盤やセラミック製ベゼルなどが作られています。
各拠点が専門的な工程を担いながら連携し、完成した時計は精度や防水性能、パワーリザーブ、自動巻機構などに関する検査を受けます。ロレックスは製造工程をスイス国内に集約することで、高い品質基準を維持しています。
ロレックスがイギリス発祥といわれるのは、創業者のハンス・ウイルスドルフが最初に時計専門商社を設立し、「Rolex」という名称を誕生させた場所がイギリス・ロンドンだからです。
イギリスで始まった創業初期の歴史と、スイスへ移転するまでの流れを紹介します。
ロレックスの歴史は、1905年に創業者のハンス・ウイルスドルフが、イギリス・ロンドンで時計専門商社を設立したことから始まりました。当時24歳だったウイルスドルフは、腕時計がまだ十分な精度や信頼性を備えていなかった時代に、実用性と美しさを兼ね備えた腕時計の可能性に注目しました。
その後、スイス・ビエンヌの時計メーカーが製造した小型ムーブメントを採用し、精度の高い腕時計の開発を進めます。ロンドンでの創業が、現在のロレックスにつながる最初の一歩となりました。
1908年には、「Rolex」という名称が誕生しました。ハンス・ウイルスドルフは、短く、どの言語でも発音しやすく、文字盤にも美しく収まるブランド名を求めて、さまざまなアルファベットの組み合わせを試したとされています。
ウイルスドルフは後に、ロンドンのシティを走る乗合馬車の2階席に座っていたとき、「Rolex」という名前が天啓のようにひらめいたと語っています。この覚えやすい名称の誕生により、ロレックスというブランドのアイデンティティが形づくられました。
ロレックスは1919年、時計製造で世界的に知られるスイス・ジュネーブへ拠点を移しました。ロレックスは創業当初から、スイス・ビエンヌで製造された高精度の小型ムーブメントを採用するなど、スイスの時計産業と深い関係を築いていました。
時計製造の技術や人材が集まるジュネーブへの移転は、ロレックスがスイスを拠点とする時計メーカーへ発展するうえで、重要な転機となりました。
ロレックスはジュネーブへ拠点を移した翌年の1920年、「Montres Rolex S.A.」として正式に登録されました。ジュネーブで会社を登録したことにより、現在へと続くスイスの時計メーカーとしての事業基盤が確立されました。
ロンドンで始まった腕時計事業は、ジュネーブへの移転と会社登録を経て、スイスを代表する高級時計ブランドへと発展していきました。
ロレックスがスイスへ拠点を移した背景には、スイスに高度な時計製造技術と産業基盤があったことや、イギリスにおける輸入関税などの事業環境の変化があったと考えられます。
ロレックスが創業地のイギリスを離れ、スイスを選んだ背景を解説します。
スイスには古くから、精密時計やムーブメントの製造技術を持つ職人や企業が集積していました。ロレックスも創業当初から、スイス・ビエンヌの時計メーカーが製造した高精度の小型ムーブメントを使用していました。そのため、ロレックスはロンドンで事業をおこなっていた時代から、スイスの時計産業と深い関係を築いていたのです。
現在もビエンヌの製造拠点では、ロレックスのムーブメントの開発、部品製造、組み立て、検査がおこなわれています。高品質な時計を継続的に製造するうえで、技術や人材が集まるスイスは適した環境だったといえるでしょう。
第一次世界大戦期のイギリスで導入された輸入関税も、当時の時計事業を取り巻く環境のひとつでした。1915年、イギリスでは時計や時計部品などの対象品に対し、価格の33⅓%に相当する輸入関税が導入されています。スイス製のムーブメントや部品を輸入する事業者にとって、こうした税負担はコスト上昇の要因になり得ました。
ロレックス公式は、ジュネーブへ移転した直接的な理由を詳しく説明していないため、関税との因果関係を断定することはできません。ただし、こうした事業環境の変化も、スイスへの移転をあと押しした可能性があります。

ロレックスが世界的に評価されている理由として、時計の精度を追求する姿勢、高品質な素材、スイス国内に集約された製造・検査体制などが挙げられます。
ロレックスの品質を支える主な特徴を解説します。
ロレックスは創業初期から、腕時計の精度と信頼性を追求してきました。1910年には、ロレックスの腕時計がスイス・ビエンヌのクロノメーター歩度公認検定局から、腕時計として初めてクロノメーターの公式証明書を取得しています。
現在のロレックスでは、ムーブメントがスイス公認クロノメーター検査協会(COSC)の公式認定を受けた後、完成した時計に対してロレックス独自の最終検査がおこなわれます。こうした継続的な精度の追求が、高級実用時計としての評価を支えています。
ロレックスは、耐食性に優れたオイスタースチールや、自社鋳造所で製造する18 ct ゴールドなどを使用しています。オイスタースチールは904Lスチール系統に属する高性能な合金で、耐食性に優れ、研磨後の輝きを保ちやすいことが特徴です。
イエローゴールド、ホワイトゴールド、エバーローズゴールドなどの貴金属素材は、ジュネーブのプラン・レ・ワットにある自社鋳造所で製造されています。素材の成分や加工工程まで細かく管理することで、耐久性と美しさを両立しています。
ロレックスは、時計の設計・製造・組み立て・検査をスイス国内でおこなっています。時計を構成する部品や工程ごとに専門拠点を設け、ケースやブレスレット、文字盤、ムーブメントなどを製造しています。完成した時計に対しても、精度や防水性能、自動巻機構、パワーリザーブなどの検査がおこなわれます。
製造工程をスイス国内の拠点に集約した垂直統合体制により、一貫した品質管理を実現しています。この製造・品質管理体制が、ロレックスの高い信頼性を支えています。
ロレックスの実際の購入額は、国や地域ごとの販売価格、為替レート、税制度、決済手数料などによって変わります。そのため、特定の国が常に最安になるとは限りません。
海外での購入価格を左右する主な要因を説明します。
「この国なら必ず日本より安く買える」という決まった場所はありません。海外での購入額は、現地の販売価格だけでなく、購入時点の為替レート、税金の還付額、クレジットカードの海外事務手数料、日本へ持ち込む際に発生する税金などにも左右されます。
過去に割安だった国であっても、為替変動や価格改定によって、日本より高くなる場合があります。国名だけで判断せず、購入予定日の現地価格と、最終的な日本円換算額を比較することが大切です。
同じロレックスのモデルでも、国や地域によって現地通貨での販売価格が異なる場合があります。販売価格には、各国の税制、流通コスト、為替環境、経済状況など、さまざまな要因が反映されるためです。
価格を比較する際は、現地の税込価格だけを見るのではなく、税還付後の価格や決済手数料、帰国時に支払う税金まで含めて確認しましょう。
海外でロレックスを購入する場合、日本円に換算した支払額は、決済時点の為替レートによって変わります。日本円の価値が現地通貨に対して高い時期は、日本円換算での購入額を抑えられる可能性があります。一方、円安の時期には、現地価格が安く見えても、日本円換算では割高になることがあります。
クレジットカードを利用する場合は、カード会社が適用する換算レートや海外事務手数料も確認しておきましょう。
海外旅行者は、購入国の制度によって、VATなどの税還付を受けられる場合があります。ただし、対象者、最低購入金額、必要書類、購入から出国までの期限、手続き方法などは国によって異なります。還付代行会社を利用する場合は手数料が差し引かれるため、現地のVAT税率と実際の還付率が同じになるとは限りません。
EUで購入した商品についてVAT還付を受ける場合は、原則として購入後3カ月以内に商品をEU域外へ持ち出し、出国時に商品と必要書類を税関へ提示して確認を受けます。手続き場所は、旅行経路によって空港や港、陸路の国境などになる場合があります。購入前に、訪問する国と販売店の還付条件を確認しておきましょう。
海外でロレックスを購入する際は、日本へ持ち込むときの税金、購入店舗の信頼性、国際保証の適用条件などを確認する必要があります。
海外で購入する際に知っておきたい注意点を解説します。
海外で購入したロレックスを日本へ持ち込む場合、免税範囲を超えると消費税や地方消費税の対象になります。海外旅行者が持ち込む一般物品は、海外市価の合計額が20万円までであれば、原則として免税です。ただし、1個の海外市価が20万円を超える物品は、その物品の全額が課税対象となります。
多くのロレックスは1本で20万円を超えるため、原則として時計全体が課税対象になります。通常、旅行者が個人的に使用する目的で持ち込む品物は、海外での小売価格に0.6を乗じた金額を課税価格として税額が計算されます。腕時計の場合は、その課税価格に対して消費税と地方消費税が課されます。海外での販売価格だけでなく、日本へ持ち込む際の税負担も含めて検討しましょう。
日本の関税率表では、腕時計の関税は無税とされています。そのため、海外からロレックスを持ち込む際、腕時計そのものに関税はかかりません。
ただし、免税範囲を超える場合は、消費税と地方消費税が課されます。「関税が無税であること」と「税金が一切かからないこと」は異なるため、混同しないよう注意しましょう。
海外で新品のロレックスを購入する場合は、ロレックス公式の正規品販売店であるかを確認しましょう。ロレックス公式サイトでは、真正なロレックスは正規品販売店のみで販売されていると案内しています。
正規品販売店では、時計の真正性が確認され、購入時に保証カードへ必要な情報が記載されます。模倣品や不正な流通品を購入するリスクを避けるためにも、公式サイトの販売店検索に掲載されている店舗を利用すると安心です。
正規品販売店で購入した新品のロレックスには、5年間の国際保証が適用されます。ただし、保証を受けるためには、ロレックス正規品販売店で販売された時計であること、購入時に保証カードへ必要事項が記入されていること、時計と保証カードを正規品販売店またはロレックスサービスセンターへ提示することなどの条件があります。
保証カードには、正規品販売店が購入日を記入し、その情報がロレックスに登録されます。購入時には、保証カードの情報や購入日が正しく登録されているかを確認しましょう。なお、国際保証の対象外であっても、時計の状態に応じて有償のアフターサービスを相談できます。費用は、必要なサービスの内容や時計の状態によって異なります。
質屋でロレックスの質入れや買取を利用する際は、モデル名、リファレンス番号、付属品、時計の状態、現在の査定相場などを事前に確認しておくと、相談をスムーズに進められます。
納得のいく取引をおこなうための事前準備を解説します。
まずは、サブマリーナーやデイトナ、デイトジャストなど、手元にある時計のモデル名を確認しましょう。ロレックスは、モデルによって市場での需要や査定相場が大きく異なります。さらに、同じモデルでもケースの素材や文字盤の種類、ブレスレット、サイズなどによって評価が変わります。
モデル名が分からない場合は、保証カードや購入時の明細、箱、ロレックス公式サイトの商品情報などを確認してください。正確なモデル名を把握しておくことで、電話やWebで査定を依頼する際のやり取りがスムーズになります。
リファレンス番号とは、時計のモデルや世代、素材、仕様などを識別するための型番です。同じサブマリーナーでも、「116610LN」と「126610LN」のようにリファレンス番号が異なる場合があります。これらの番号から、モデルの世代や基本的な仕様の違いを確認できます。
ただし、リファレンス番号だけで個体の正確な製造時期を特定できるとは限りません。査定では、保証カードや時計の状態、付属品なども含めて確認されます。査定を依頼する際は、保証カードや購入資料に記載されたリファレンス番号を確認しておきましょう。
ロレックスの査定相場は、市場での需要、モデルの流通量、時計の状態、付属品の有無、為替などによって変動します。事前に相場を調べておくことで、質屋や買取店から提示された査定額が妥当かどうかを判断しやすくなります。
Web上に掲載されている金額は、未使用品や付属品がそろった状態を前提とする上限価格である場合があります。実際の査定額は、傷や動作状態、オーバーホール歴、箱や保証カードの有無などによって変わります。複数の店舗の査定実績や見積もりを比較し、時計の状態を正確に伝えたうえで相談しましょう。
ロレックスは現在スイスに本社と製造拠点を置く高級時計ブランドで、1905年にイギリス・ロンドンで創業されました。1919年にスイス・ジュネーブへ拠点を移し、現在はスイス国内で設計から製造・検査まで一貫しておこなっています。海外で購入する際は、価格だけでなく為替や税金、保証条件なども含めて確認することが重要です。
質屋CLOAKでは、ロレックスの質入れ・買取ともに対応しております。名古屋エリアで「お金が必要になった」「自宅に不要なものがある」などで質入れ・買取の利用をご検討されている方は、ぜひ質屋CLOAKをご利用ください。

監修:井上 男(だん)
金や貴金属・ブランド品をはじめ幅広いジャンルを取り扱う「質屋CLOAK」の代表。1977年7月生まれ。
査定歴は25年以上で、年間10,000点ほどの商品を査定。長年培ってきた経験やスキル・最新相場の把握によって、お客様のご希望に寄り添った高額査定を実現中。

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