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category: 貴金属についての豆知識
最終更新日 : 2026年07月28日
投稿日 : 2026年07月28日
「金のインゴットはどこで購入するのがおすすめ?」「信頼できる購入先の選び方や手数料の目安を知りたい」とお考えではありませんか?金インゴットを購入する際は、実績のある貴金属メーカーや地金商を選び、正規の販売ルートから購入することが重要です。この記事では、金のインゴット購入でおすすめの購入先5社をはじめ、失敗しない選び方や手数料の仕組みを紹介します。購入方法や注意点についても紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

金インゴットを購入する際は、偽造品や粗悪品を購入するリスクを抑えるため、実績のある貴金属メーカーや地金商の直営店・正規取扱店を選ぶのがおすすめです。信頼できる事業者から購入すれば、純度や重量、製造元が明確な金地金を入手しやすくなります。国際的な品質基準を満たした製品であれば、将来売却する際にも査定や取引を進めやすいでしょう。
ただし、有名ブランドの刻印があるだけで、真贋が完全に保証されるわけではありません。公式サイトに掲載されている店舗や正規取扱店を利用し、購入時に交付される書類も保管することが大切です。安全性を重視する場合は、信頼と実績のあるメーカーや地金商の公式な販売ルートを利用しましょう。
国内で金インゴットを購入できる代表的な事業者として、田中貴金属、三菱マテリアル、徳力本店、石福金属興業、日本マテリアルが挙げられます。
各社で取扱重量、購入方法、手数料、店舗数などが異なるため、それぞれの特徴を比較し、自分の投資目的や予算に合った購入先を選びましょう。
田中貴金属は、日本を代表する貴金属関連企業の一つで、長年にわたる事業実績と全国規模の店舗網を持っています。厳格な品質管理を行っており、金地金の売買に加えて、純金積立や貴金属の預かりサービスなども提供しています。田中貴金属の直営店や全国の特約店を利用できるため、対面で相談しながら購入したい方にも適しています。
ただし、取扱商品や購入方法、支払方法は、店舗や取引金額によって異なります。購入前に公式サイトで在庫や必要書類、支払条件を確認しましょう。品質や知名度、サポート体制を重視する方にとって、有力な選択肢です。
三菱マテリアルは、大手総合素材メーカーとして、金地金の製錬・加工・販売をおこなっています。長年培ってきた製錬技術を持ち、品質基準を満たした金地金を取り扱っている点が特徴です。直営店での地金売買に加えて、純金積立などのサービスも提供しています。
なお、店頭で購入する場合でも、取引金額によっては、現金払いではなく銀行振込が必要です。在庫状況や受け取り方法によっては、事前予約が必要になる場合もあります。大手企業としての安定性や、製造元が明確な金地金を重視する方に適した購入先です。
徳力本店は、江戸時代から続く歴史を持つ、老舗の貴金属関連企業です。日本金地金流通協会の正会員であり、同社の金精錬所はLBMAのグッド・デリバリー・リストに掲載されています。長年にわたる貴金属加工の実績があり、地金の売買や純金積立、貴金属製品の販売などを行っています。
店頭取引のほか、電話注文などに対応している場合がありますが、取引方法や配送条件は、時期や商品によって異なります。歴史や実績を重視し、老舗企業から金地金を購入したい方に適した購入先です。
石福金属興業は、産業用貴金属から資産用地金まで、幅広く取り扱う貴金属メーカーです。貴金属の精製や加工、分析に関する技術を持ち、同社の金精錬所はLBMAのグッド・デリバリー・リストに掲載されています。産業分野で培った分析技術や品質管理体制が反映されている点が特徴です。
購入できる重量や販売方法、在庫状況は、店舗や時期によって異なるため、事前に公式サイトや窓口で確認する必要があります。製造元の技術力や品質管理体制を重視する方に適した購入先です。
日本マテリアルは、貴金属の精錬から加工、販売までを手がける企業です。自社で製造した金地金を取り扱っており、商品や重量によっては購入手数料が無料になります。特に、100gの金地金について、購入手数料無料の商品を案内している点が特徴です。
ただし、手数料や販売条件は変更される可能性があります。購入時には、当日の金価格だけでなく、在庫、支払方法、送料なども確認しましょう。購入時のコストを抑えたい方は、他社の手数料と比較したうえで検討するのがおすすめです。
金インゴットの購入先を選ぶ際は、運営実績や販売ルート、取扱重量、購入方法、手数料、将来の買取条件などを総合的に比較することが大切です。
価格の安さだけで購入先を決めるのではなく、購入後の保管や売却まで見据えて選びましょう。
金インゴットを購入する際は、販売事業者の運営実績と販売ルートを確認しましょう。LBMAのグッド・デリバリー・リストに掲載されている精錬会社が製造した金地金や、日本金地金流通協会に加盟する事業者の商品は、購入先を比較する際の判断材料になります。
ただし、LBMAへの掲載や協会への加盟だけで、偽造品を購入するリスクを完全に排除できるわけではありません。公式サイトに記載されている直営店や正規取扱店を利用し、極端に安い価格で販売されている商品や、出所の不明な商品には注意が必要です。認証情報や所属団体だけで判断せず、販売元や購入経路、購入時に交付される書類も確認しましょう。
購入先を選ぶ際は、希望する重量の金インゴットを取り扱っているか確認しましょう。金インゴットには、5g、10g、20g、50g、100g、500g、1kgなど、さまざまな重量がありますが、すべての事業者が同じサイズを販売しているわけではありません。
また、購入方法も、店頭、電話、オンラインなど、事業者によって異なります。在庫不足や販売制限により、希望する日に購入できないこともあります。希望する重量や購入方法、受け取り方法に対応しているか、事前に公式サイトや店舗へ確認しておきましょう。
金インゴットを購入する際は、購入時の手数料だけでなく、将来売却する際の条件も比較しましょう。事業者によって、売買価格差であるスプレッドや、小型地金に加算される手数料、他社製地金の買取条件などが異なります。
購入時の支払額が安くても、売却時に手数料がかかったり、特定ブランドの地金しか買い取ってもらえなかったりすると、最終的な利益が少なくなる可能性があります。購入価格、購入手数料、買取価格、買取対象ブランド、必要書類などを確認し、購入から売却までの総コストを比較しましょう。

金インゴットの適切な重量は、購入予算、将来の売却方法、手数料負担、相続や贈与の予定などによって異なります。小型のインゴットは少額から購入しやすい一方、重量当たりの手数料が高くなる傾向があります。大型のインゴットは手数料を抑えやすいものの、一部だけを売却することはできません。
それぞれの特徴を理解し、目的に合った重量を選びましょう。
少額から購入したい場合や、将来必要な分だけ売却したい場合は、50gや100gなどの小型・中型インゴットが候補になります。複数本に分けて保有しておけば、資金が必要になった際に一部だけを売却できます。1kgのインゴットは一部分だけを売却できないため、現金化するには、原則として1本すべてを売却しなければなりません。
小型インゴットは、1本ごとに購入手数料が加算される場合があります。分割売却のしやすさと購入時の手数料を比較して選びましょう。なお、大型インゴットを一括で売却したからといって、必ず税金が発生するわけではありません。税金は、売却重量や売却額だけではなく、取得費や譲渡費用を差し引いた利益を基に計算されます。
1g当たりの購入コストを抑えたい場合は、500gや1kgなどの大型インゴットが選択肢になります。一般に、小型インゴットは製造や管理にかかるコストの割合が高く、重量別手数料が設定されている場合があります。一方、一定重量以上のインゴットは、購入手数料が無料、または小型商品より割安に設定されることがあります。
ただし、手数料体系は事業者によって異なります。100gでも手数料が無料になる商品があるため、重量だけで判断せず、各社の当日価格と手数料を比較しましょう。まとまった資金があり、一部売却の必要性が低い場合は、大型インゴットを選ぶことで購入コストを抑えられる可能性があります。
相続や贈与、複数回に分けた売却を予定している場合は、小型・中型インゴットを複数本保有する方法が考えられます。金インゴットは、1本の一部だけを切り分けて売却することが難しいため、あらかじめ複数本に分けておくと、家族ごとに分配しやすくなります。
家族へ金インゴットを贈与した場合は、金の時価を基に贈与税が課される可能性があります。暦年課税には基礎控除がありますが、ほかの贈与額との合計や贈与時期、相続開始前の贈与に関する規定なども確認が必要です。相続や贈与を目的として購入する場合は、事前に税理士などの専門家へ相談することをおすすめします。
金インゴットの購入費用は、各事業者が公表する金の店頭小売価格に重量を掛けた金額を基本として、重量別手数料や送料、振込手数料などを加えて決まります。
表示されている1g当たりの価格だけでなく、実際の支払総額を確認しましょう。
金インゴットの価格は、国際的な金相場や為替相場、国内の需給などを基に、各事業者が決定します。一般には、各営業日に税込みの店頭小売価格と買取価格が公表されます。相場が大きく変動した場合は、営業日の途中で価格が変更されることもあります。
実際に適用される価格は、注文方法や事業者によって、店頭での申し込み時、電話での注文成立時、入金確認時など、異なる場合があります。購入前に、どの時点の価格が適用されるのか確認しておきましょう。
金の購入価格と買取価格には差があり、この価格差は一般にスプレッドと呼ばれます。金を購入した直後に同じ価格で売却できるわけではないため、短期間で売買する場合は、スプレッドの影響を受けやすくなります。
また、小型インゴットには、加工費や流通費などを反映した重量別手数料が加算される場合があります。手数料は1本ごとに設定されることが多いため、小型インゴットを複数購入すると、総額が大きくなる可能性があります。購入時は、金地金の本体価格だけでなく、スプレッドと重量別手数料を含めて比較しましょう。
店頭以外で金インゴットを購入する場合は、送料や振込手数料が発生することがあります。金地金は高額商品であるため、配送時には、補償や本人限定受け取りなどの条件が付く場合があります。送料や配送方法、配送可能な金額の上限は、事業者によって異なります。
購入後に銀行の貸金庫や民間の保管サービスを利用する場合は、年間の保管費用も必要です。自宅で保管する場合も、金庫の購入費用や盗難・災害への対策を考える必要があります。購入価格だけでなく、配送や保管にかかる費用を含めて予算を立てましょう。
金インゴットの主な購入方法は、店頭購入、電話注文、公式オンラインショップや会員向けWebサービスの3種類です。
ただし、すべての事業者が3種類の購入方法に対応しているわけではありません。購入可能な重量や支払方法、価格の確定時点も異なるため、公式サイトで取引条件を確認しましょう。
店頭購入は、専門スタッフに相談しながら手続きを進められる方法です。購入方法や手数料、保管方法などについて対面で確認できるため、初めて金インゴットを購入する方にも適しています。店舗に在庫があり、決済手続きが完了すれば、その場で商品を受け取れる場合もあります。
店頭であっても、必ず現金で即日購入できるとは限りません。購入金額によっては銀行振込が必要になったり、在庫状況によって事前予約や後日の受け取りになったりする場合があります。来店前に、在庫、必要書類、支払方法、受け取り時期を確認しておきましょう。
事業者によっては、電話で当日の販売価格や在庫を確認し、金インゴットを注文できます。電話注文では、注文が成立した時点で価格が確定し、指定口座への振込後に商品が発送される方式が一般的です。店舗へ出向くことが難しい方にとっては、便利な購入方法といえます。
ただし、電話注文に対応していない事業者もあります。注文受付時間、最低購入金額、振込期限、送料、配送可能地域なども、各社で異なります。利用する際は、公式サイトに記載されている電話番号へ連絡し、注文条件を確認しましょう。
公式オンラインショップや会員向けWebサービスを利用すれば、インターネット上で金インゴットを注文できる場合があります。店舗の営業時間外でも申し込み手続きを進められるサービスがありますが、注文受付時間や価格の確定時点は、事業者ごとに異なります。24時間申し込める場合でも、その時点の価格で必ず購入が成立するとは限りません。
オンラインで購入する際は、正規の公式サイトであることを確認し、偽サイトや類似サイトに注意しましょう。支払方法、本人確認方法、送料、配送条件、キャンセル規定を確認したうえで利用してください。
金インゴットを購入するときは、製造元や純度などの商品情報だけでなく、価格の確定時点、キャンセル条件、購入書類、将来の売却条件も確認する必要があります。
購入後のトラブルを避けるため、契約前に重要事項を確認しておきましょう。
金インゴットを購入するときは、表面に刻印されている製造元、重量、純度、シリアル番号などを確認しましょう。一般的な投資用金地金には、製造元のロゴ、重量、純度を示す表示などが刻印されています。シリアル番号が付されている商品もあります。
ただし、刻印やシリアル番号があるだけで、真品であると断定することはできません。偽造品に正規品に似せた表示が施される可能性もあるためです。偽造品を購入するリスクを抑えるには、公式な販売ルートを利用し、購入時の御計算書や領収書、保証に関する書類を保管することが大切です。中古品や個人間取引の商品を購入する場合は、専門的な検査が必要になることもあります。
金相場は常に変動しているため、注文前に価格が確定するタイミングを確認しましょう。店頭での注文成立時、電話での注文受付時、オンラインでの申し込み完了時など、価格が確定する時点は、事業者や購入方法によって異なります。金地金の取引では、注文成立後のキャンセルや返品が、事業者の規約によって制限されている場合があります。相場が下落したことを理由に、自由に注文を取り消せるとは限りません。
一方で、クーリングオフの適用可否は、金地金という商品だけで一律に決まるものではなく、通信販売や電話勧誘販売などの取引形態によって異なります。契約前に、価格の確定時点、注文成立の条件、キャンセル・返品規定を確認してください。
購入時に交付される御計算書、納品書、領収書などは、大切に保管しましょう。これらの書類には、購入日、購入価格、重量、手数料などが記載されており、将来売却した際に取得費を確認するための資料になります。
取得費を証明できない場合、税務上、売却額の5%を取得費とみなして計算する取り扱いが適用されることがあり、実際の購入価格より大幅に低い金額を基に利益が計算される可能性があります。書類は金インゴット本体とは別の安全な場所に保管し、紛失や劣化に備えて、コピーやデータも残しておくと安心です。
購入時には、将来どこで売却できるか、どのような書類が必要かも確認しましょう。買取店によって、対象となる製造元、インゴットの状態、本人確認書類、購入証明書の要否などが異なります。他社製のインゴットや海外ブランドのインゴットは、買取不可となったり、検査費用が発生したりする場合があります。個人が保有する金地金を売却して利益が出た場合は、原則として譲渡所得の対象です。保有期間が5年を超えるかどうかによって、課税対象額の計算方法も異なります。
また、金地金などの売却により、買取事業者が同一人に対して1回当たり200万円を超える代金を支払った場合、事業者から税務署へ支払調書が提出されることがあります。売却時の税金は、売却額ではなく、取得費や譲渡費用を差し引いた利益を基に計算されます。不明点がある場合は、税務署や税理士へ確認しましょう。
金インゴットの購入に関するよくある質問を以下にまとめました。
金インゴットの購入時に本人確認書類が必要かどうかは、取引金額や支払方法、購入先の規定によって異なります。犯罪収益移転防止法では、一般に200万円を超える現金取引などで本人確認が求められます。
ただし、不正防止のため金額に関係なく本人確認をおこなう事業者もあるため、事前に購入先の案内を確認しましょう。
金インゴットは、購入した店舗以外でも売却できる場合がありますが、買取条件は店舗ごとに異なります。LBMAのグッド・デリバリー・リストに掲載されている精錬会社のインゴットは比較的流通性が高いものの、すべての店舗で無条件に買い取られるわけではありません。
売却時は、製造元や状態などを事前に伝え、買取可能か確認することが重要です。
個人が保有していた金インゴットを売却して利益が出た場合は、原則として譲渡所得の課税対象となり、売却価格から取得費や売却費用を差し引いて計算されます。総合課税の譲渡所得には年間最大50万円の特別控除がありますが、この控除は金インゴットに限らず、同年のほかの譲渡益と合算して適用されます。
また、営利目的で継続的に売買している場合は事業所得や雑所得として扱われる可能性があるため、詳細は税務署や税理士に確認することが重要です。
金インゴットは、実績ある貴金属メーカーや地金商の正規ルートから、目的や予算に合った重量で購入することが重要です。価格だけでなく手数料やスプレッド、送料、保管費用、将来の買取条件まで確認し、書類も必ず保管しましょう。税金や本人確認の条件は状況により異なるため、最新情報を確認しながら自分に合った方法で購入を検討してください。
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監修:井上 男(だん)
金や貴金属・ブランド品をはじめ幅広いジャンルを取り扱う「質屋CLOAK」の代表。1977年7月生まれ。
査定歴は25年以上で、年間10,000点ほどの商品を査定。長年培ってきた経験やスキル・最新相場の把握によって、お客様のご希望に寄り添った高額査定を実現中。

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