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貴金属についての豆知識

インドと金の関係性


category: 貴金属についての豆知識

  • インドと金の関係性

    インドではヒンドゥー教に伝わる習わしと金との間に深い関わりがあります。

    何か大切な物事を行う時は縁起の良い日に行うという風習があります。

    それに伴い、アクシャヤ・トゥリティーヤ(幸運、成功、永劫といった不滅を祈願する日)やヒンドゥー教の祭典(ディーワーリー)の前など、毎年決まった時期に富と繁栄を象徴とされる金を購入する習慣があります。
    良く見かける光景の一つとして、お祭りなどに大量の金の装飾品が使用されるところを見かけたことあるかと思います。

    中でも特に結婚式では盛大に祝福を行うために新婦の親が持参金として花嫁に金を持たせるという伝統が古くから存在し、その量が多いほど賑わいを見せる言わば ステータスを計る資材でもあるのです。

    このように風習や伝統との間に金が密接な関わりを持つインドでは、その供給の大半は輸入によるものであるため、貿易赤字の関税対策を政府が実施しするも歯止めが掛らないなどで、金を購入する需要が衰えることはありません。

    そのため中国に次ぐ金の輸入大国となっております。

    それと同時に世界で産出された約30%にも及ぶ金の消費大国でもあるのです。

    このようにインドの人々にとって金は文化そのものであり、切っても切れぬ必要不可欠なモノなのです。