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category: 貴金属についての豆知識
最終更新日 : 2025年03月31日
投稿日 : 2024年07月16日

金の価格が上昇傾向にある昨今ですが、それでも下落しているタイミングがあるのも事実です。そんなとき、「なぜ金価格が下落しているのだろう」と疑問に思った経験がある方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、2024年現在の金価格動向や金価格が下落する理由について徹底的に解説します。記事の後半では金を高く売る方法についても解説しているので、金の売却を検討している方はぜひこの記事を参考にしてください。
2024年7月現在の金価格動向は日々上昇しています。2024年3月27日の店頭小売価格では11,732円だったのに対し、同年7月16日は13,612円と4ヶ月で1,880円も価格が上昇していることがわかります。
では、金の価格は今後継続的に上昇していくのでしょうか。今後の価格動向を予測するために、過去の金価格について振り返ってみましょう。
金価格は、2000年代以降上昇傾向にあります。2000年代以降金価格が上昇している理由には、主に以下の4つがあります。
地球上にある金の量は決まっていて、2000年以降は金が半数以上採掘されてしまったため、金の採掘量は減少傾向です。一方戦争や災害が発生した場合には、現物保存でき経済状況によって価格変動しない金の需要が高まり、購入する人が増加します。
また、経済成長が著しい国と乏しい国の格差が広がっていき、アメリカの経済状況による信用低下から金を求める人が増加傾向です。
金はさまざまな状況が重なり需要が高まった結果、2000年以降価格が上昇しています。
近年は金価格上昇のトレンドが強い中、価格が下落したタイミングがあるのも事実です。たとえば、2024年5月21日の店頭小売価格は1g13,477円だったのに対し、同年6月3日は1g12,991円でした。
上記は一時的な金価格下落にすぎませんが、なぜ金価格が下落するタイミングがあるのでしょうか。次の章で解説をしていきます。

では、なぜ金価格が下がってしまうのでしょうか。金価格が下がる主なタイミングとして、以下の7つの場面を紹介します。
一つずつ解説します。
経済が安定すると、自国の金融商品への投資が有利になるので、相対的に金価格が下がります。金は不景気の場合に価値が高まる金融商品で、経済が不安定で自国の通貨の価値が下がったとしても、金を保有していれば価値は下がりません。
そのため、経済が不安定な時期に金を保有する投資家が増加傾向にあります。経済が安定するタイミングで金を保有する必要性がなくなり、需要が低下して金価格の下落につながります。
金価格は、アメリカ経済が好転するタイミングで下がりやすいです。国際市場で金を取引する際はドルでおこなわれるのが一般的なので、ドルの価値が上がると必然的に金の価格が下がります。
原油価格が安定するタイミングでは、金の需要が下がり価格も下がる場合が多いです。反対に経済の不安定や戦争の発生などが発生して原油価格が高騰すると、安全資産である金の価格は上昇します。
世界情勢が安定したタイミングでは、金の価格が下がるといわれています。実際に1929年に発生した大恐慌やリーマンショックなど不安定なときには、金の価格が上昇しています。
世界情勢の不安定さは、金の価格に大きな影響を及ぼすでしょう。
金利が上昇すると、資産を銀行に預けて金利を付けたいと考える投資家が増加するので、金から通貨へと移動する投資家が増加して金の価格が下がります。一方で、金利が低下した場合は、通貨として保有するメリットが薄れるため、金の需要が高まります。
とはいえ、金価格はさまざまな要因によって変動するので、金利が上昇したからといって一概に金の価格が下がるとは限りません。
金の価格が下落するタイミングとして、需要の減少が挙げられます。たとえば、世界経済が安定しているときや株式市場が好調な場合、技術革新の発展など安心感や高い利益が得られる環境が構築すると、金の需要が低下します。
インフレの傾向が落ち着くと、金よりもほかの投資資産が高まるので、金の価格が下がりやすいです。インフレとは、物価が上昇傾向にある現象です。
逆にインフレが進み通貨の価値が下がった場合は、多くの方々が金に投資するので価格が高まりやすくなります。

2024年現在では金価格が上昇していますが、今後は下がることはあるのでしょうか。金価格の今後の見通しについて紹介します。
金価格は、以下の2つの要因から今後も緩やかに上昇していくと予想できます。
上記の要因に加えて、金は投資商品や宝飾品、工業などさまざまな用途で活用されているので、金は一定の需要を維持し続けられるでしょう。とはいえ、株価や金利の上昇など金価格が下がっている動きもみられるので、必ず上昇するとは断言できません。
金を売却するのであれば金の価格が下がる要因を覚えておき、需要が高い時期に売却しましょう。
金取引をする際は「ドル建て」や「円建て」に注意してください。ドル建てと円建ての金相場動向が一致しているとは限らないからです。基本的に金はドル建てで取引されますが、日本で金を売却するのであれば円建てで取引しなければいけません。
特に近年の日本は円安なので、ほかの国ほど金相場が下がっていないです。日本で取引をする場合は、日本の経済状況を加味したうえで売却するタイミングを決定しましょう。
金をさらに高く売却するためには、以下の5つの方法を実践してください。
それぞれの方法について解説していきます。
金を高く売却するためには、実際に売る前に重量を測っておきましょう。重量を測定すれば、自身が所有している金がどれくらいの価格で売却できるのかが推測できるためです。
また、買取店で測られた重量が明らかに違う場合にも気付くことができます。
金は、0.1g違うだけで買取価格に大きな影響を及ぼします。自前の重量計で金の重さを理解したうえで、売却してください。
金価格が上昇したタイミングを逃さないのも、金を高く売却するために大切な方法です。
金価格の相場は世界情勢や経済状況によって毎日変動するので、値動きを確認しつつタイミングを見極める必要があります。金価格は、田中貴金属工業株式会社のWeサイトで確認できます。
売却するタイミングを間違えないためにも、金の価格動向は逐一確認してください。
金を高く売却するためには、事前のお手入れが必要です。汚れがある場合は、クロスを使用して丁寧に拭き取りましょう。皮脂やほこりが蓄積しているのであれば、爪楊枝を使用して汚れを除去してください。
金を高く売却する際は、複数の買取業者の比較が大切です。買取業者によって、金の査定金額が異なります。買取業者は、以下の3つの基準で選んでください。
買取業者の中には悪徳な業者が存在するのも事実です。優良な業者で高く買い取ってもらうためにも、上記の基準を参考にして複数の買取業者を比較しましょう。
貴金属ジュエリーの場合、金だけの価値だけでなくデザインに付加価値がある場合も。そのため、凝った作りのジュエリーやおしゃれで珍しい金製品などは、そのときの金価格以上の価値が付き、高価買取される場合があります。
デザインによる付加価値は素人目では判断しにくいため、買取業者に相談してみてください。
この記事では、2024年現在の金価格の動向や金価格が下落する理由、金を高く売却する方法について解説しました。2024年現在では、金価格は上昇傾向であり、今後も緩やかに上昇していくと予測できます。
ですが金価格は、経済が安定するタイミングや世界情勢が安定するタイミングなどで下落する傾向にあります。金の売却を検討している方は、本記事を参考にし売却のタイミングを見極めましょう。
質屋CLOAKでは、金関連商品の質入れ・買取ともに対応しております。名古屋エリアで「お金が必要になった」「自宅に不要なものがある」などで質屋・買取の利用をご検討されている方は、ぜひ質屋CLOAKをご利用ください。

監修:井上 男(だん)
金や貴金属・ブランド品をはじめ幅広いジャンルを取り扱う「質屋CLOAK」の代表。1977年7月生まれ。
査定歴は25年以上で、年間10,000点ほどの商品を査定。長年培ってきた経験やスキル・最新相場の把握によって、お客様のご希望に寄り添った高額査定を実現中。

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