ロレックス用語集3：サ～ト

サイクロップレンズ

日付表示を見やすくするための拡大レンズのこと。
レンズがない場合と比べ約2.5倍大きく見える。
1950年代以降のデイトジャストから装備され、現行モデルにも採用されている。

サファイアクリスタル

非常に硬い人工サファイアのこと。ガラス素材に用いられ、傷がつきにくく耐久性に優れているため、文字盤の保護としても非常に役立っている。現行のロレックスでは全てに採用されている。

３・６・９(さんろくきゅう)

エクスプローラーなどの３時、６時、９時の位置にアラビア数字が入った文字盤デザインの通称のこと。

３０分積算計

経過時間を30分単位で積算表示するインダイヤルのこと。
計測中のクロノグラフ針が1周すると、針が１メモリ動き、30分で一周となる。

サンダーバード

細かい溝が刻まれた回転ベゼルをもつデイトジャストの通称のこと。
アメリカ空軍のアクロバットチーム「サンダーバーズ」のために作られたと言う説がある。

GMT

グリニッジ・ミーン・タイムの略。
時差のある二カ所以上の時刻がわかるよう、24時間針(GMT針)と回転ベゼルにを装備した時計のこと。
現在ではUTCと呼ぶ。

12時間積算計

経過時間を12時間単位で積算表示するインダイヤルのこと。
計測中に30分積算計の専用針が1周するとメモリが二分の一動く。

ジュビリー・ブレス

５列に配列されたブレスレットの名称。

シリアルナンバー

時計一本ごとにある個別製造番号のこと。
ロレックスにおいて、ここからおおよその製造年代を把握することも可能。

ステンレススチール

鉄とクロムの合金の名前。通称ステンレス。
さびにくい金属として有名。

スポーツ・モデル

専門的なの特性のある時計のこと。
冒険家仕様のエクスプローラーI、洞窟探険家仕様のエクスプローラーII、レーシング仕様のデイトナ、ダイバーズ仕様のサブマリーナー、航空使用のGMTマスターなど。

振動数

機械式時計のムーブメントに内蔵されるテンプが一定時間に左右に振れる回数のこと。

ターノグラフ

アルファベットではTURN-O-GRAPHと表記されていて、「ゼロに帰ってくる」という意味である。５０年代に登場し、世界初の回転ベゼル搭載モデルと言われている。
また、サブマリーナーとデザイン的にほぼ同じであることからロレックススポーツモデルの元祖であるとも言われている。
ちなみに現行のターノグラフは上記のそれとはデザイン的に大きく異なっており、サンダーバードの後継機と言える。

ダイヤル

文字盤のこと。
文字盤と一言で言ってもさまざまなバリエーションが存在する。
ロレックスにおいてスポーツモデルなどに見られるような一面黒、白のようなシンプルなものから、デイトジャストなどに見られる、素材に貝殻を使用したシェルダイヤルや隕石を使用したメテオライト、宝石をちりばめたものまである。

タキメーター

クロノグラフのベゼルに刻まれた目盛りで、平均時速を測定することができる。

ダブルネーム

ロレックスの文字盤上 に他ブランドのメーカーの表記が入ったもの。
ティファニー、カルティエ、コメックスなど、いずれも希少価値が高く、人気も高い。

タペストリーダイヤル

立体的に縦縞を施したダイヤル 。
デイトジャストに見られるさまざまなダイヤルバリエーションのひとつ。

チュードル

１９３０年代ロレックスがイギリスでの市場拡大を狙って立ち上げたブランド。
マークはイギリスのチューダー朝にちなんだバラと盾をモチーフにしている。

デイデイト

日付表示に加え、１２時位置に曜日表示が付いたモデル。
ロレックスのデイデイトの使用素材は金無垢かプラチナのみが現在は存在しており高級モデルとして知られている。

デッドストック

入荷の見込みがない古い在庫のこと。レアな商品の場合も多い。
ロレックスなどの腕時計では新品が未使用のまま在庫として残っていることとして用いることが多い。

ドレスモデル

ロレックスのサブマリーナやデイトナ、エクスプローラーをスポーツモデル と呼ぶのに対し、オイスターパーペチュアルやデイトジャストをドレスモデルと呼ぶ。
スタンダードモデルと呼ばれることもある。