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category: 貴金属についての豆知識
最終更新日 : 2026年07月28日
投稿日 : 2026年07月28日
「1オンス金貨とは、どのような重さや価格なのか」と疑問に思っていませんか?1オンス金貨は、投資や資産保有における標準的なサイズの一つです。ただし、重量を示すトロイオンスや金の純度によって、純金量と金貨全体の重量が異なる場合があります。
この記事では、1オンス金貨の重さの単位や価格相場、代表的な種類、失敗しない選び方についてわかりやすく紹介します。手元にある金貨を現金化する方法についても紹介しているため、ぜひ最後までご覧ください。

1オンス金貨は、投資や資産保有に広く利用されている標準的なサイズです。ただし、重量を示すトロイオンスや金の純度によって、純金量と金貨全体の重量が異なる場合があります。
1オンス金貨を適切に扱うために、重さや純度に関する基本を確認しておきましょう。
貴金属取引で使われる「1トロイオンス(oz t)」は、正確には31.1034768gで、一般的には約31.1035gまたは約31.1gと表されます。日常生活や料理などで使われる常用オンスの約28.35gとは異なる単位です。
貴金属市場では、国際的な取引慣行としてトロイオンスが使用されています。常用オンスと混同すると、1オンス当たり約2.75gの差が生じるため、注意が必要です。一般的な地金型1オンス金貨を購入・売却する際は、含まれる純金量が約31.1gであることを基準に価値を計算します。
純度99.99%などの純金製金貨は、純金量と総重量がほぼ同じ約31.1gです。一方、22金などの金貨は、金貨全体の重量が約33.9gになる場合があります。金貨の耐久性を高めるため、銅や銀などを混ぜながら、1トロイオンス分の純金量を確保しているためです。
アメリカン・ゴールド・イーグル金貨やクルーガーランド金貨は、純度約91.67%の22金です。純金量は約31.1gですが、金貨全体の重量は約33.93gとなっています。同じ1オンス金貨でも、純度によって金貨全体の重量が異なる点に注意しましょう。
1オンス金貨の純度を確認するには、金貨に刻印された品位表示を確認し、発行元の公式仕様と照合する方法が確実です。金貨には、重量や純金含有量、品位を示す刻印が施されています。ただし、それぞれの表記が示す意味は同じではありません。
「1 oz」や「1 OZ. FINE GOLD」は、一般的に金貨に含まれる純金量を示す表記です。一方、「.9999」などの数字は、金貨の品位を示しています。たとえば、22金のアメリカン・ゴールド・イーグル金貨にも「1 OZ. FINE GOLD」と刻印されていますが、金貨全体の純度は約91.67%です。金貨の純度や真贋を正しく判断するため、刻印だけで判断せず、発行元が公表している重量・寸法・品位などの公式仕様と照合しましょう。
1オンス金貨の価格は、金貨に含まれる純金の価値を基準に、製造費や流通費などのプレミアムが加わって決まります。日本国内では、国際的な金価格だけでなく、ドル円の為替相場も価格に影響します。
価格が決まる仕組みを理解しておけば、販売価格や買取価格が妥当かどうかを判断しやすくなるでしょう。
1オンス金貨の地金価値は、以下の式で概算できます。
「当日の金1g当たりの価格×31.1035g」
地金型金貨の基本的な価値は、含まれている純金の重量を基準に決まるためです。
たとえば、金1g当たりの価格が13,000円の場合、13,000円×31.1035gで、地金価値の目安は約404,346円です。実際の販売価格や買取価格には、店舗ごとのプレミアムや手数料、売買価格差などが反映されます。まずは当日の金価格を確認し、純金部分の基礎価値を把握しましょう。
地金型金貨の販売価格には、金自体の価格に加えて、製造費・輸送費・保管費・保険料・販売事業者の利益などが上乗せされています。この上乗せ分がプレミアムです。金貨は、金地金(インゴット)と比べ、デザインの加工や品質管理、個別包装などに費用がかかります。また、海外の造幣局から国内の販売店まで安全に流通させるための費用も必要です。
そのため、金貨は含まれる純金の価値よりも高い価格で販売されるのが一般的です。購入時は、純金価値だけでなく、プレミアムを含めた販売価格を確認しましょう。
販売価格と買取価格の差は、一般的にスプレッドと呼ばれます。スプレッドには、事業者の運営費や鑑定費、保管費、再販売にかかる費用、金価格の変動リスクなどが反映されています。販売店や買取店は、買い取った金貨を保管し、再び販売するまでの間に金相場が下落する可能性も考慮しなければなりません。そのため、通常は販売価格よりも買取価格が低く設定されます。
スプレッドの幅は、事業者や金貨の種類、相場状況、金貨の状態などによって異なります。売却する際は、複数の店舗で買取価格や手数料を比較し、条件のよい店舗を選びましょう。
日本国内における1オンス金貨の価格は、国際金価格とドル円の為替レートの両方に影響されます。金は国際市場で、主に米ドル建ての1トロイオンス当たりの価格で取引されています。日本国内の価格を算出する際は、ドル建ての金価格を円に換算するため、為替の影響を受けます。
たとえば、ドル建ての金価格が変わらなくても、円安が進めば、円換算した国内金価格は上昇しやすくなります。反対に、円高が進めば、国内金価格が下落する可能性があります。国内の金貨価格を確認する際は、海外の金相場だけでなく、ドル円相場の動きにも注目しましょう。

世界的に知名度や流通量が高い1オンス金貨として、メープルリーフ金貨、ウィーン金貨ハーモニー、カンガルー金貨、アメリカン・ゴールド・イーグル金貨、クルーガーランド金貨が挙げられます。
それぞれの純度や重量、デザイン、耐久性などの違いを理解し、保有目的に合った金貨を選びましょう。
メープルリーフ金貨は、カナダ王室造幣局が発行する純度99.99%の地金型純金貨です。カエデの葉を描いたデザインで知られ、世界各国で広く流通しています。知名度が高いため、日本国内の貴金属店や買取店でも取り扱われやすい金貨です。
現行の1オンス・メープルリーフ金貨には、精密な放射状ラインやレーザー加工による微細なメープルリーフの刻印など、偽造防止を目的とした機能が採用されています。また、正規取扱事業者は、Bullion DNAを利用して対応する金貨を認証できます。純度と流通性を重視する方や、初めて1オンス金貨を購入する方にも検討しやすい定番銘柄です。
ウィーン金貨ハーモニーは、オーストリア造幣局が発行する純度99.99%の地金型純金貨です。表面には、ウィーン楽友協会大ホールにあるパイプオルガンが描かれています。裏面には、ホルンやハープ、チェロ、バイオリンなどの管弦楽器が精巧にデザインされています。
法定通貨として額面が付けられており、1オンス金貨の額面は100ユーロです。ただし、実際の取引価格は額面ではなく、金の価値を基準に決まります。純金としての資産価値だけでなく、ヨーロッパらしい芸術性の高いデザインを楽しみたい方に向いています。
カンガルー金貨は、オーストラリアのパース造幣局が発行する純度99.99%の地金型純金貨です。裏面に描かれるカンガルーのデザインが原則として毎年変更されるため、地金価値に加えてコレクション性も備えています。
一般的に透明なカプセルに収められた状態で流通しており、表面の傷や汚れを防ぎながら保管しやすいことも特徴です。純金として保有するだけでなく、発行年ごとのデザインの違いを楽しみたい方に適しています。
アメリカン・ゴールド・イーグル金貨は、米国造幣局が発行する純度約91.67%の22金製地金型金貨です。銀や銅を混ぜることで金貨の硬度を高め、純金製金貨と比べて傷や摩耗に強くしています。
1オンス金貨には約31.1gの純金が含まれていますが、銀や銅を含むため、金貨全体の重量は約33.93gです。金貨には自由の女神や鷲が描かれており、米国政府が重量と品位を保証しています。耐久性や米国市場での知名度を重視する方に適した金貨です。
クルーガーランド金貨は、南アフリカで発行されている純度約91.67%の22金製地金型金貨です。1967年に登場した地金型金貨の先駆けとして知られ、長年にわたり世界各国で流通してきました。
銅を含むことで、純金製金貨とは異なる赤みを帯びた色合いと高い耐久性を備えています。1オンス金貨の純金量は約31.1gですが、金貨全体の重量は約33.93gです。長い流通実績と歴史を重視する方にとって、選択肢の一つとなる金貨です。
1オンス金貨を購入する際は、将来売却する可能性も考慮して選ぶことが大切です。
国内での買取実績や支払総額、販売店の信頼性、金貨に採用されているセキュリティ機能などを確認しましょう。
金貨を選ぶ際は、日本国内の貴金属店や質屋などで取引実績が多く、知名度の高い銘柄を選びましょう。国内での知名度や流通量が少ない金貨は、売却時に鑑定に時間がかかったり、取り扱い可能な店舗が限られたりする場合があります。
メープルリーフ金貨やウィーン金貨ハーモニーなどの広く知られた銘柄は、多くの店舗で査定対象になりやすく、比較的スムーズに現金化できます。将来の売却を想定し、購入前に買取店の取扱銘柄や買取実績を確認しておきましょう。
金貨を購入するときは、本体の税込表示価格だけでなく、送料・保険料・決済手数料などを含めた実際の支払総額で比較してください。消費者向けにあらかじめ価格を表示する場合、原則として消費税を含めた総額表示が義務付けられています。
ただし、送料や保険料、振込手数料、決済手数料などは、表示価格に含まれていない場合があります。1オンス金貨は高額な商品であるため、購入条件によって支払総額に差が生じることがあります。注文を確定する前に、最終的な決済金額を確認しましょう。
金貨の購入先は、日本金地金流通協会の登録店や大手貴金属店、実績のある質屋など、信頼性を確認できる店舗を選びましょう。正規の仕入れ経路や鑑定体制を持つ店舗を選ぶことで、偽造品を購入するリスクを低減できます。ただし、信頼できる販売店を利用した場合でも、偽造リスクを完全になくせるとは限りません。
店舗の運営実績や所在地、古物商許可番号の表示、返品・保証制度、査定体制なども確認してください。高額な資産取引で失敗しないためには、価格の安さだけで購入先を決めず、販売元の信頼性を総合的に判断することが重要です。
金貨の購入先は、日本金地金流通協会の登録店や大手貴金属店、実績のある質屋など、信頼性を確認できる店舗を選びましょう。正規の仕入れ経路や鑑定体制を持つ店舗を選ぶことで、偽造品を購入するリスクを低減できます。ただし、信頼できる販売店を利用した場合でも、偽造リスクを完全になくせるとは限りません。
店舗の運営実績や所在地、古物商許可番号の表示、返品・保証制度、査定体制なども確認してください。高額な資産取引で失敗しないためには、価格の安さだけで購入先を決めず、販売元の信頼性を総合的に判断することが重要です。
1オンス金貨を現金化する方法には、金貨を手放す「買取」と、金貨を担保として一時的に資金を借りる「質入れ」があります。買取では、金貨の所有権を買取店へ移す代わりに、査定額を受け取ります。一度売却が成立すると、原則として金貨を取り戻すことはできません。
一方、質入れでは、金貨を質屋に預け、査定額の範囲内でお金を借ります。期限までに元金と質料を支払えば、預けた金貨を取り戻すことが可能です。期限までに返済しなかった場合は質流れとなり、金貨の所有権が質屋へ移ります。不要な金貨を手放して現金を得たい場合は買取、大切な金貨を将来手元に戻したい場合は質入れを検討しましょう。
1オンス金貨に含まれる純金量は約31.1gですが、22金製の金貨は銀や銅を含むため、金貨全体の重量が約33.9gになる場合があります。金貨の価格は、純金の地金価値を基準に、プレミアムや売買価格差、国際金価格、為替相場などの影響を受けて決まります。購入時は、国内での流通量や買取実績、送料・手数料を含む支払総額、販売店の信頼性、発行元が公表する公式仕様などを確認することが大切です。
質屋CLOAKでは、1オンス金貨の質入れ・買取ともに対応しております。名古屋エリアで「お金が必要になった」「自宅に不要なものがある」などで質入れ・買取の利用をご検討されている方は、ぜひ質屋CLOAKをご利用ください。

監修:井上 男(だん)
金や貴金属・ブランド品をはじめ幅広いジャンルを取り扱う「質屋CLOAK」の代表。1977年7月生まれ。
査定歴は25年以上で、年間10,000点ほどの商品を査定。長年培ってきた経験やスキル・最新相場の把握によって、お客様のご希望に寄り添った高額査定を実現中。

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