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  • 質屋とリサイクルショップの違い


    category: 質屋について

    最終更新日 : 2023年07月26日
    投稿日 : 2020年10月15日

    質屋本来の業務

    質屋と書かれた屋外看板や電柱看板を街の至る所で良く見かけると思います。

    質屋といえば、「使わなくなったモノを買い取ってくれるお店」そんなイメージをお持ちかと思いますが、
    ではなぜ買取をしているお店にもかかわらず、案内には「リサイクルショップ」って書いてないのだろう???
    そんな疑問を感じたことありませんか?

    じつは昨今のリサイクルブームにより “質屋が行っている本来の業務”が影をひそめてしまい、消費者のみなさんに対し分かりづらくしていたのです。

    そこで、ここでは質屋とリサイクルショップを比較しながら、それぞれの業務の違いについて分かりやすく解説いたします。

    質屋ではお金を貸す業務「質預かり」を行っています。

    質屋もリサイクルショップと同じように品物を買い取って売るという業務を行っているのは周知のとおりですが、それ以前に
    「品物を預けてお金が借りられるお店」として古くから親しまれてきたのをご存知ですか?

    すなわち、品物を買い取って売るというリサイクルショップの業務と消費者金融のようなお金を貸すという業務「質預かり」を
    質屋では並行して行なっているのです。

    リサイクルショップ質屋
    お金を借りられるかどうかリサイクルショップでは物品の買取および販売することは認められていますが、お金を融資することは出来ません。
    「古物営業許可」以外に、お金を貸す業務を行うには、定められた数々の基準をクリアーする必要があるため、簡単に業務として加えることができません。
    質屋では品物を担保にお金を融資しております。質屋を営業するには、「質屋営業法」に基づいた厳正な認可を各都道府県の公安委員会より受けなくてはなりません。
    動産による借入は質屋のみが行っている特別な業務です。
    商品を買い取ってもらえるかどうかリサイクルショップは文字通り品物の買い取りのみを行っており、それらを販売、もしくは換金することが商いの本業となります。質屋もリサイクルショップと同じように「古物営業許可」を取得しておりますので、使わない品物を買い取る業務も行っております。
    従いまして「品物を売る」、「預ける」を用途に合わせ選択できます。

     

    リサイクルショップと比べ、「売る」・「借りる」というマルチな使い方が質屋にはできることがお分かりいただけたと思います。
    用途に合わせ買取と質預かりを上手に使い分けすることで便利に活用することが出来ます。

    監修:井上 男(だん)

    金や貴金属・ブランド品をはじめ幅広いジャンルを取り扱う「質屋CLOAK」の代表。1977年7月生まれ。
    査定歴は25年以上で、年間10,000点ほどの商品を査定。長年培ってきた経験やスキル・最新相場の把握によって、お客様のご希望に寄り添った高額査定を実現中。

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