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  • 18金と24金はどちらが高い?それぞれのメリット・デメリットを紹介


    category: 貴金属についての豆知識

    最終更新日 : 2026年05月29日
    投稿日 : 2026年05月29日

    「18金と24金はどちらが高い?」「18金と24金ではどちらの方が価値が高いのか知りたい」と思っていませんか?18金と24金の価格は、主に金の純度によって変わります。同じ重さで比較した場合、金の含有量が多い24金のほうが18金より高くなります。
    この記事では、18金と24金はどちらが高いのか、それぞれのメリット・デメリットまで紹介していきます。また、18金と24金はどちらを選ぶべきかまで紹介しているため、ぜひ最後までご覧ください。

    1.18金と24金はどちらが高い?

    1gあたりの価値は純度が高い24金(純金)のほうが18金よりも高いです。

    • 1gあたりの価値は純度が高い24金のほうが高い
    • 18金は金の含有率が75%、24金は99.9%以上
    • 買取価格は金相場や重量によって変動する

    価格を決定づける金の純度や含有率、買取価格が変動する仕組みについて確認しましょう。

    1-1.1gあたりの価値は純度が高い24金のほうが高い

    金製品の1gあたりの価値は純度に比例するため、同じ重さで金そのものの価値を比較した場合、金の含有量が多い24金のほうが18金より高く評価されます。金の純度が高いほど余計な不純物が含まれず、素材そのものの稀少性と価値が市場で最大限に評価されるためです。

    大手地金商が日々公表している金1gあたりの小売・買取価格においても、24金は常に18金を大きく上回る価格が設定されています。金の素材価値だけで比較すれば、24金のほうが高くなります。

    1-2.18金は金の含有率が75%、24金は99.9%以上

    金の純度は24分率で表され、24金は金含有率99.9%以上の「純金」を指し、18金は全体の75%が金で、残り25%に銀や銅などの割金(他金属)が含まれています。度の高い金は非常にやわらかく傷つきやすいため、18金のように他の金属を混ぜて十分な強度を持たせる必要があります。

    身近な「K18」刻印入りのアクセサリーは、割金をブレンドして日常使用に耐えうる実用的な硬さを保っています。金が配合される割合の違いが、双方の資産価値や物理的な耐久性を左右する決定的な要因です。

    1-3.買取価格は金相場や重量によって変動する

    金製品の買取価格は、基本的には当日の金相場と金の含有量・重量をもとに算出されますが、実際の買取額は店舗のレートや手数料、製品状態によって変わります。国際相場は、世界の需給バランス、政情、為替などの影響を受けて、取引基準価格自体が常に変動し続けるためです。

    買取店へ同じ重量の18金ネックレスを持ち込んでも、査定する日程が数日ズレるだけで、受取金額に数千円以上の差が出るケースもあります。大切な資産を有利な条件で手放すためにも、金相場の推移を注視し、最適な売却タイミングを慎重に見極めましょう。

    2.18金と24金の主な違い

    18金と24金の最大の違いは「金の純度」であり、この純度の差が原因となって、色味, 硬さ, 耐久性, 加工性, 変色リスク, 金属アレルギーの発生率、および刻印の種類に決定的な違いを生み出しています。

    • 色味
    • 硬さと耐久性
    • 加工しやすさ
    • 変色しやすさ
    • 金属アレルギーの出やすさ
    • 刻印

    それぞれの項目における詳細を徹底的に比較し、具体的な特徴の差異を確認しましょう。

    2-1.色味

    24金は純金本来の深みのある山吹色(濃い黄色)を放つ一方、18金は25%の割金(銀や銅など)のブレンド次第で、イエロー、ピンク、ホワイトなど多様な色調を表現できます。不純物のない24金は天然の眩しい輝きに留まりますが、18金は配合比率のコントロールによって人工的なデザインカラーを作り出せるためです。

    人気のある「ピンクゴールド(PG)」や「ホワイトゴールド(WG)」は、18金に銅やパラジウムを特定の割合で配合して魅力的な色彩美を引き出しています。自身の肌トーンや好みのファッションスタイルに美しく調和する色味を選べる自由度の高さは、18金ならではの利点です。

    2-2.硬さと耐久性

    24金は非常にやわらかく傷つきやすいため変形しやすい性質を持つ一方、18金は割金の添加によって硬度と耐久性を大幅に強化し、日常使いに適しています。純金は極めて伸びやすい性質(展延性)を持つためわずかな力で歪みますが、18金は硬い金属を融和させることで結晶構造が強まり、外圧に強くなるためです。

    24金はやわらかいため、指輪などでは強い力が加わると変形してしまうリスクを伴いますが、18金は24金より硬く美しいフォルムを保てるため、日常使いのジュエリーに向いています。日常のキズや変形を防ぎ、お気に入りのジュエリーを長期愛用したい方には、18金の選択が推奨されます。

    2-3.加工しやすさ

    24金はやわらかすぎて細密な彫刻や複雑な装飾加工に向きませんが、18金は適度な強度と粘り強さを併せ持ち、精密で意匠性の高い造形加工が容易です。繊細なツメで爪留めを施したり、透かし彫りをあしらったりする高度な彫金では、台座となる金属に強度と加工性が備わっていなければデザインを保持できないためです。

    高級ブライダルリングや複雑に編み込まれたネックレスは、優れた加工自由度を誇る18金によって初めて理想のデザインが形作られます。細部にまで意匠を凝らした洗練されたジュエリーを実現するには、18金の物性が欠かせません。

    2-4.変色しやすさ

    24金は化学的に極めて安定しており基本的に変色しませんが、18金は割金に含まれる銀や銅が空気中の酸素や汗に反応し、経年で変色を起こすリスクがあります。純金は錆びたり劣化したりしない不変の金属ですが、割金の銀や銅は外気、皮脂、水分にさらされることで酸化や硫化(黒ずみ)を起こしやすいためです。

    18金アクセサリーを汗をかいた肌に密着させたまま放置すると、徐々に赤茶色いくすみや黒ずみが生じる原因になります。不変の美しさを誇る24金に対し、18金は美しさを保つためのこまめなクリーニングと正しい保管管理が必要です。

    2-5.金属アレルギーの出やすさ

    24金は割金が少ないため、18金よりアレルギーリスクが低いとされることがありますが、18金は配合されている割金(銀、銅、ニッケルなど)によって、アレルギー症状を引き起こす恐れがあります。純金は汗などの体液に溶解しにくい特徴を持ちますが、18金の割金は水分に触れてイオン化しやすく、体内タンパク質と結合してかゆみや炎症を起こしやすいためです。

    安価なピアスなどで肌荒れを経験した敏感肌の方は、18金を装着した場合でも赤みや湿疹が現れるケースもあります。発症リスクを極限まで低減し、安全にゴールドを身につけたい場合は、原因物質を含まない24金の選択が賢明です。

    2-6.刻印

    金の純度を示す目印として、24金には「K24」や千分率表記の「999」「純金」が刻まれ、18金には「K18」や「750」の刻印によって品質が保証されています。各国の品質基準や法律に従い、含まれる純金の割合を取引時や査定時に瞬時に識別できるようルール化されているためです。

    刻印は純度を確認する目安になります。ただし、公的な品位証明かどうかはホールマークの有無も確認しましょう

    3.18金と24金のメリット・デメリット

    18金と24金にはそれぞれ一長一短があり、18金は「実用性とデザイン性」に優れる一方「変色やアレルギー」のリスクがあり、24金は「高い資産価値と不変性」を持つ一方「傷つきやすく実用に不向き」という性質があります。

    • 18金のメリット
    • 18金のデメリット
    • 24金のメリット
    • 24金のデメリット

    納得のいく選択ができるよう、両者が備えるメリットとデメリットを比較検討していきしょう。

    3-1.18金のメリット

    18金を採用するメリットは、十分な硬さによってキズや歪みに優れ、多彩な割金の調合によるカラーバリエーションが楽しめ、緻密で現代的な意匠デザインを実現できる点です。純金に異なる金属を巧みに融合させる手法により、素材を物理的に強化しつつ美しさを最大限に高められるためです。

    毎日着用して生活する結婚指輪のように、摩耗や強い衝撃にさらされやすいジュエリーでも、形を崩さず美しい輝きを永続的に維持できます。普段使いでオシャレを日常的に満喫しながら、同時に十分なタフさを担保したい人に、18金は最もバランスに優れた選択肢です。

    3-2.18金のデメリット

    18金のデメリットは、経年や手入れの不足によって割金が化学反応を起こして変色(黒ずみなど)するリスクと、割金由来の金属アレルギーを発症しやすい点です。成分の25%に当たる銀や銅が、大気や湿気、汗、化粧品成分といった外部要因とどうしても反応を伴ってしまう性質があるためです。

    18金の指輪をはめたまま硫黄成分を含む温泉に入浴すると、硫化反応を起こして表面が真っ黒に変色する場合があります。このような金属特性を事前に認識したうえで、装着後はクロスで丁寧に拭き取るなど定期的なセルフメンテナンスを続ける配慮が求められます。

    3-3.24金のメリット

    24金のメリットは、純金ならではのまばゆい黄金の輝きを永久的に保持できる点、錆びや劣化(変色)が皆無な点、金属アレルギーが起こりにくい点などがあります。他成分を含まない極限の純度だからこそ空気や水分による化学変質を一切拒絶し、グローバル共通の不変の富として高い信頼性を有するためです。

    古代遺跡から発掘されるゴールドの副葬品が、数千年の年月を経ても当時のまばゆい輝きを失っていない事実が、この金属の圧倒的な耐久力を象徴しています。

    金は実物資産として長期的に価値が認識されてきましたが、価格は相場によって変動します。しかし、物理的にも経済的にも価値が消滅しづらい資産を保有したい方にとって、24金は最高の手段です。

    3-4.24金のデメリット

    24金のデメリットは、極度の柔らかさから極めてキズがつきやすく、ジュエリーとして日常的に着用すると簡単に歪んだり脱落して紛失したりするリスクが高い点にあります。構造を強化する添加金属(割金)をまったく含まないため、日常動作における軽微な衝突や圧迫だけで表面が凹み、強度が不足するためです。

    24金のブレスレットやネックレスを装着して出かけると、引っ掛けや接触によって留め金が容易に歪み、知らぬ間に落下させてしまう危険性があります。外圧に極端に弱いデリケートな特性から、日頃のコーディネートを彩る実用的な装飾品として頻繁に活用する用途には向きません。

    4.18金と24金はどちらを選ぶべき?

    18金と24金のどちらを選ぶべきかは「用途」によって明確に異なり、日常的に身につけるアクセサリーとしての使用なら18金を、将来的な資産保有や投資を重視するなら24金を選ぶのが最適です。

    • アクセサリーとして使うなら18金
    • 地金としての資産価値を重視するなら24金
    • 予算や使う頻度に合わせて選ぶ

    ライフスタイルや所有する意図を照らし合わせ、どちらを優先すべきかを正しく把握していきましょう。

    4-1.アクセサリーとして使うなら18金

    指輪やネックレスなど、日頃から身につける目的のジュエリーをお探しの場合は、頑丈で傷に強く、多彩なカラバリや細緻なデザインが施された18金が最適です。過酷な摩擦や不意の衝突に遭遇する日常生活に十全に耐えうる耐久性を誇り、自分の好みやスタイルに寄り添う高い審美性を備えるためです。

    世界に名立たる名門高級ジュエラーが世に送り出すブライダルリングや各種定番コレクションの大半は、その高い信頼性から18金を標準金属として採用しています。愛着のあるデザインを長期にわたり愛用し、日常の装いに上質な輝きを取り入れたい場合は、18金を選択するのが良いでしょう。

    4-2.地金としての資産価値を重視するなら24金

    将来への備えやインフレヘッジ、純粋な投資目的として財産を確保する場合は、不純物を取り除き世界基準のレートで売買される純金(24金)のインゴット(ゴールドバー)や金貨を選択すべきです。18金製品を換金する際には他金属(割金)を分離する余計な手数料(精錬費)が査定額から差し引かれますが、24金は金含有量が高いため実際の買取額は店舗のレートや手数料によって変わる一方、地金として評価されやすいです。

    不安定な国際情勢や急激なインフレ進行に直面する昨今、自身の保有資産を守り抜く強固な手段として、純金地金の買い入れされることがあります。資産分散のひとつとして、国家や通貨の信用に依存しない実物資産を安定して継承・保管したい場合は、24金を選ぶのが賢明です。

    4-3.予算や使う頻度に合わせて選ぶ

    初期費用を抑えてカジュアルなオシャレを楽しみたい場合は割安な18金を、一生ものの家宝や特別な贈答記念品として純粋な資産価値を蓄積したい場合は24金を選ぶなど、費用感とライフスタイルに準じて賢く選びましょう。18金は純金に比べて低価格でありながら洗練された輝きを暮らしに添え、24金は高額な投資が必要な分、別格の所有欲と高い資産価値を約束してくれるためです。

    プロポーズの婚約指輪には18金、特別な節目を祝う記念品や記念のギフトには資産性の高い24金コインを選ぶといった、状況に合わせた使い分けが推奨されます。製品に求める役割(装飾か貯蓄か)を事前に割り切り、予算と目的を照合することが、ミスマッチのない後悔しない買い物を叶えます。

    5.18金と24金に関するよくある質問

    18金と24金に関するよくある質問を以下にまとめました。

    5-1.18金と24金はどちらが高く売れる?

    金の純度が高い「24金」のほうが高く売れます。24金は純度が99.9%以上の「純金」であるのに対し、18金は金が75%で残りの25%に銀や銅などの金属が混ざっています。そのため、同じ重さ(1gあたり)で比べた場合、24金は18金よりも買取価格が高くなります。

    5-2.18金と24金は見た目で判断できる?

    18金と24金は、並べて比較すると色味の違い(24金は濃い山吹色、18金はやや淡い黄色)で判断できます。見分け方として「刻印の確認」「比重(重さ)」などの確認方法がある一方、単体で見分けるのは困難です。色味の違いは目安になりますが、正確な判定には専門店での査定が必要です。

    5-3.18金と24金はどちらが変色しにくい?

    変色しにくいのは 24金(純金) です。金自体は非常に安定した金属のため、純金である24金は酸化や硫化による変色・変質をほとんど起こしません。一方で、18金は金75%に銀や銅などを混ぜているため、混ざった金属が汗や空気に反応して変色する場合があります。

    5-4.刻印がない金製品でも買取できる?

    刻印がない金製品でも、本物の金(純金やK24、K18など)であれば買取は可能です。摩擦ですり減って刻印が消失した製品や、元から刻印が施されていないものであっても、最新の比重計や分析検査を備えた店舗であれば金の純度を解明できるため、問題なく売却・買取できます。

    6.まとめ

    18金は耐久性に優れているため、日常的に身につけるジュエリーに向いています。一方、24金は金の純度が高く、資産価値を重視したい方に適しています。どちらを選ぶべきかは、普段使いを重視するのか、将来的な資産価値を重視するのかによって選択するのが良いでしょう。

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    監修:井上 男(だん)

    金や貴金属・ブランド品をはじめ幅広いジャンルを取り扱う「質屋CLOAK」の代表。1977年7月生まれ。
    査定歴は25年以上で、年間10,000点ほどの商品を査定。長年培ってきた経験やスキル・最新相場の把握によって、お客様のご希望に寄り添った高額査定を実現中。

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