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質屋の愛称として使われた一六銀行

一六銀行は質屋の愛称

トンチを利かした質屋の隠語

質屋はその昔、一六銀行(いちろくぎんこう)という愛称で親しまれていました。

この愛称、じつはチョッとしたトンチを利かしておりまして、一と六を足すと七(しち)になるという理由から七屋。”しちや”と同音となることから質屋を表す呼び名になったというのが有力な説ですが、なら七に(しち)になれば何でもよかったのかといいますと、”イチ”と”ロク”の語呂が良く呼びやすい言い回しであったため好まれたようです。

他にも「七つ屋」「セブン屋」「セブン銀行」などの隠語がありました。

しかし、そもそも何故そんな愛称で質屋は呼ばれていたのでしょうか。それは庶民の間の一般的な金融であった当時、質屋通いが世間体に悪いとの思いがあったためで、“しちや”というと、きこえが悪く、うしろめたさがあったことから合言葉としてそう呼ばれていたようです。

この様子から、当時の人はお金を借りるのに人目を気にしながら、こっそりと利用していたことが伺えます。

現在でも昔ほどでは無いにせよ、そんな印象もまだ強く残るせいか、質屋のイメージを訪ねると、“時代劇のセットのよう”とか、“刑事ドラマで登場するような古めかしい感じ”などと言われることがあります。

でも、少し角度を変えて見てみますと、“質屋通い”というだけに、人々の生活の中に溶け込み、愛称で呼ばれるほどとても身近な存在だったことも伺えます。

以前、ご年配の方からこんな話を聞いたことがありました。
『親に、“お金に困ったら質屋に行くのよ”そんなことを子供のころに教わった』

この言葉がどこか日本人が培ってきた文化である、伝統や風習を継承していくかのような言い伝えに感じに取れたのでした。

それにしても質屋を隠語で呼ぶなんて、まさに庶民の知恵ですね。


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