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守山小幡店ー新着情報

  • 10万円前後で買えたオメガが今では中古で30万円前後?1990年代のスピードマスター デイト3511.50を今あらためて査定する理由

    「昔買ったオメガだから、それほど高い時計ではなかった」

    長く腕時計を所有している方ほど、現在でも購入当時の価格を基準に時計の価値を考えてしまうことがあります。
    オメガ スピードマスター デイト3511.50、1990年代

    写真の時計はオメガ スピードマスター デイト Ref.3511.50。

    ブラック文字盤に3つのシルバーカラーのインダイヤルを配置した自動巻きクロノグラフで、1990年代に販売されていたスピードマスターです。

    現在のオメガの価格帯から考えると意外に感じるかもしれませんが、3511.50の当時の参考定価については262,500円という記録が残っています。さらに過去の中古市場では、11万円~13万円台程度で販売されていた時期も確認できます。

    当時、並行輸入品や中古品などを含め、比較的手の届きやすいオメガとして購入した記憶がある方もいるのではないでしょうか。

    ところが、それから30年前後が経過した現在。

    「昔10万円前後で買った時計」という感覚だけで3511.50を判断すると、現在の中古市場との間に大きなズレが生じる可能性があります。

    1990年代には身近だった自動巻きスピードマスター

    3511.50は、手巻きのスピードマスター プロフェッショナルとは少し性格が異なります。

    自動巻きで、日付表示を備え、ステンレス製のタキメーターベゼルを採用。黒文字盤に明るい色のインダイヤルを組み合わせています。

    1990年代初頭に3511系が登場したことが確認されており、3511.50も当時の自動巻きスピードマスターを代表するモデルのひとつです。

    写真の時計を見ると、現在の大型化したクロノグラフと比較してケースもそれほど大きくありません。

    スーツにも合わせやすく、日付も確認できる。

    高級時計でありながら、日常的に使用することを考えやすいスピードマスターでした。

    そのため、「若い頃に初めて買った機械式時計がこのスピードマスターだった」という方がいても不思議ではありません。

    昔の購入価格を覚えているほど、現在の価格に違和感がある

    ここが3511.50のおもしろいところです。

    2018年に公開された過去の査定資料には、3511.50について、それ以前の約3年間の中古販売価格が11万円~13万5,000円前後で推移していたとの記録があります。

    ところが2026年の中古市場を見ると状況が違います。

    直近では30万円で販売されている中古品が確認できるほか、海外を含む時計市場でも30万円台の出品が数多く確認できます。2026年8月時点の市場データでも平均価格は31万円台です。

    もちろん、30万円で販売されているから30万円で買取できる、という意味ではありません。

    販売価格には販売店の利益、整備費用、保証、在庫リスクなどが含まれます。また、時計の状態や付属品によっても金額は変わります。

    それでも、以前の中古販売価格を知っている方にとっては、現在の水準はかなり違って見えるはずです。

    オメガそのものの価格帯も昔とは違います

    3511.50だけに起きている現象として考える必要もありません。

    この30年ほどの間には物価や為替の変化があり、時計メーカーの新品価格も変わってきました。

    オメガの新品を現在購入しようとすると、1990年代に3511.50が販売されていたころとは価格帯そのものが大きく異なります。

    新品が高くなれば中古品が必ず同じ割合で上昇するわけではありません。

    しかし新品価格が上昇し、世界的にブランド腕時計の中古流通が広がれば、以前のモデルについても現在の市場であらためて価格が形成されます。

    「昔27万円くらいだった時計だから、30年経った中古品ならもっと安いだろう」

    という単純な計算では判断できなくなっています。

    だから昔の査定額も現在の基準にはなりません

    3511.50を10年ほど前に査定したことがある方も注意が必要です。

    その当時に、

    「5万円くらいでした」

    「7万円くらいだったので売らなかった」

    という経験があったとしても、その金額を現在まで引き継ぐことはできません。

    実際、過去の3511.50の査定記録では、2014年に9社平均68,000円だった事例があります。

    一方、2026年8月に更新された査定情報では、状態や付属品などの条件付きながら、良品11万~14万円、美品14万~17万円、新品同様18万~21万円という参考レンジも掲載されています。

    十数年前の査定額を覚えている方ほど、現在もう一度査定する意味がある時計といえます。

    30年使った時計だからこそ状態による差も大きい

    ただし、1990年代の時計です。

    同じ3511.50でも、現在までの使われ方によって状態にはかなり差があります。

    写真のようにケースやベゼル、ブレスレットに使用キズがあるものもあれば、ほとんど使用せず保管されていたものもあります。

    文字盤や針の状態、夜光の変化、クロノグラフの作動、自動巻きムーブメントの状態、ブレスレットの伸び、余りコマの有無なども確認します。

    オーバーホール歴が分かれば、その内容も確認します。

    だからこそ、インターネットで「3511.50は○万円」と検索した数字だけでは、自分の時計の査定額までは分かりません。

    型番が同じでも、30年間の状態の違いが査定額の違いにつながります。

    高くなっていたら売る、ではなく持ち続けてもいい

    昔10万円前後で購入した記憶のある時計を査定して、現在思っていた以上の金額になったとします。

    そこで必ず売却する必要はありません。

    むしろ、

    「そんなに評価されるなら、もう少し使おう」

    「最初に買ったオメガなので残しておこう」

    という判断でも構いません。

    スピードマスターという名前は現在もオメガを代表するコレクションとして続いています。

    3511.50そのものは以前のモデルですが、古くなったからブランドとしてのつながりがなくなった時計ではありません。

    相場が今後も上昇する保証はありませんから、値上がりだけを目的に保有することをおすすめするものではありません。

    それでも、思い入れがあり、現在も中古市場で一定の評価がある時計なら、売却を急がず所有しておくという考え方もできます。

    売りたくないけれど現金が必要なら質預かりも

    そして、価値が分かっても手放したくない時計なら、質屋にはもうひとつ方法があります。

    質預かりです。

    質屋CLOAK守山小幡店では、オメガ3511.50について現在の買取価格を査定し、その評価を基準として質預かりで融資可能な金額を算出することもできます。

    買取なら時計を手放して現金化します。

    質預かりなら時計を担保としてお預かりし、現金をご融資します。期限内に元金と質料をお支払いいただけば時計を戻すことができます。

    昔から使用してきたスピードマスターなら、数万円の査定だったころには売らなかったのに、価格が上がったからといって今になって手放したくない、という方もいるでしょう。

    そんなときは、現在の価値を売却ではなく質預かりに利用することもできます。

    「昔安く買った時計だから」で現在の価値を決めない

    オメガ スピードマスター デイト3511.50は、1990年代に販売された時計です。

    当時の参考定価は26万円台。かつて中古市場では10万円台前半で販売されていた記録もあります。ところが2026年現在では、状態のよい個体を中心に30万円前後の中古販売価格も珍しくなくなっています。

    これは「古い時計ほど高くなる」という話ではありません。

    30年という時間が経過する間に、新品価格、為替、物価、中古時計市場、ブランドへの需要など、時計を取り巻く環境そのものが変わったということです。

    名古屋市守山区の質屋CLOAK守山小幡店では、昔購入したオメガのスピードマスターについても、昔の購入価格ではなく現在の中古市場を基準に査定・お見積りしています。

    査定したからといって売却を勧めることはありません。

    昔購入した3511.50が時計ケースに残っているなら、「昔10万円くらいで買った時計だから」と判断する前に、一度現在の評価を確認してみてください。

    売るか、これからも使うか、思い出として残すか、質預かりで現在の価値を利用するか。それを決めるのは、今の金額を知ってからでも遅くありません。

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