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    category: 貴金属についての豆知識

    最終更新日 : 2023年08月10日
    投稿日 : 2020年10月23日

    プラチナとは

    原子番号78の元素。元素記号は Pt。白金族元素の一つで学術用語としては白金(はっきん)が正しい名称ですが、日本の日常語としてはプラチナと世間一般では呼ばれており、ホワイトゴールドとは異なる合金です。

    単体では、白い光沢を持つ金属として存在し、化学的に非常に安定であるため、装飾品に多く利用されているほか、自動車の排気ガスの浄化の触媒としてや温度計の熱電対としてなど多方面で使用されています。

    酸に対して強い耐食性を示し、金と同じく王水以外には溶けないことで知られています。

    「プラチナ」ってどういう意味?

    プラチナは希少性の高い金属(レアメタル)として有名ですが、そのプラチナの名前の由来を皆さんご存知でしょうか?

    じつはプラチナはスペイン語で、小粒の銀の愛称であるplatina(プラチナ)からきています。

    1735年、スペイン人の海軍将校が南米コロンビアのピント川で白い金属を発見。
    この金属をスペイン語で「銀」という意味のプラタと、小粒という意味のデルと、ピント川のピントから「プラタ・デル・ピント」=ピント川の小粒の銀と名付け、これが現在のスペイン語のplatinaとなり、日本語の外来語プラチナになりました。

    つまりプラチナの意味とは外観が銀に似ていることに因んだ呼び名なのです。

    プラチナの産出国

    プラチナの産出ランキング
    ①南アフリカ(74.8 %)

    ②ロシア (16.8 %)

    ③カナダ(3.3 %)

    ④ジンバブエ (2.1 %)

    ⑤4,040 アメリカ合衆国(1.9 %)

    ⑥1,400 コロンビア(0.7 %)

    世界産出計 214,000 kg

    2位以下を大きく引き離し、南アフリカが世界最大の産出国となっています。

    プラチナの埋蔵量

    主な産出国は南アフリカとロシアで地殻1トン当たり0.001gしか産出されないため数あるレアメタルの中でも非常に希少な金属です。

    日本でも僅かではありますが北海道で埋蔵されていることが確認されています。

    有史以来、人類が発掘したプラチナの総量は約5,100トン。金と比べ30分の1以下しか産出されていないため、プラチナがいかに希少な金属であるかがうかがえます。

    プラチナの歴史

    現存するプラチナ製品で歴史最古といえば紀元前720年から紀元前659年頃の古代エジプトの第18王朝時代にファラオの装身具として僅かながらに使用されていた通称「テーベの小箱」で、テーベにある女性神官シェペヌペットの墓より出土した小箱で、現在はルーブル美術館にて収蔵されています。
    >>>>金の豆知識

    監修:井上 男(だん)

    金や貴金属・ブランド品をはじめ幅広いジャンルを取り扱う「質屋CLOAK」の代表。1977年7月生まれ。
    査定歴は25年以上で、年間10,000点ほどの商品を査定。長年培ってきた経験やスキル・最新相場の把握によって、お客様のご希望に寄り添った高額査定を実現中。

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