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守山小幡店ー新着情報

  • イエローゴールドからホワイトゴールドへ|ジュエリーの色はなぜ変化したのか 昔の18金ジュエリーを現在の市場から読み解く 質屋CLOAK 守山小幡店

    ジュエリーを査定していると、購入された年代によって使われている地金の色に大きな違いがあることに気付きます。

    昭和から平成初期にかけて購入されたジュエリーでは、18金のイエローゴールドが数多く見られます。一方で平成後半になるとホワイトゴールドが急速に増え、さらに近年ではピンクゴールドも定番素材として定着しています。

    この変化は単なる流行ではなく、ジュエリーデザインやファッション、そしてダイヤモンドの見せ方まで影響を受けながら移り変わってきました。

    昭和は「18金といえばイエローゴールド」の時代

    昭和から平成初期に販売された18金ジュエリーは、現在よりも黄色味の強いイエローゴールドが主流でした。

    ネックレスや喜平チェーン、印台リング、甲丸リングだけでなく、ルビーやサファイア、エメラルドなどの色石ジュエリーにもイエローゴールドが多く採用されています。

    これは18金本来の色を活かしたデザインが好まれていたことに加え、華やかさや資産性を感じさせる素材として受け入れられていたためです。

    特に昭和からバブル期にかけては、「18金を身に着けること」そのものが豊かさや人生の節目を象徴する文化でもありました。

    平成になるとホワイトゴールドが広がる
    1990年代からはホワイトゴールドが日本では流行ったが、現在はまたイエローやピンクへと移行している

    平成に入ると、ファッション全体がシンプルな方向へ変化し、ジュエリーにも落ち着いた色合いが求められるようになります。

    そこで急速に普及したのがホワイトゴールドです。

    ホワイトゴールドは18金にパラジウムなどの白色系金属を加えて製造される合金で、多くはロジウムメッキによって白く仕上げられています。

    プラチナに似た見た目を持ちながら18金として楽しめることから、多くのブランドジュエリーやダイヤモンドジュエリーに採用されました。

    現在でもホワイトゴールドは人気がありますが、長年使用するとロジウムメッキが摩耗し、わずかに地金の色味が見えてくることがあります。そのため査定では、表面だけではなく素材そのものを確認しながら評価しています。

    ダイヤモンドとの組み合わせも変化した

    地金の色が変わると、ジュエリーに使われるダイヤモンドの印象も変わります。

    プラチナやホワイトゴールドでは、無色透明に近いダイヤモンドが映えやすく、婚約指輪や一粒石のリングでは現在でも多く採用されています。

    一方、イエローゴールドでは、わずかに黄色味を帯びた天然ダイヤモンドでも全体として自然な印象に仕上がるため、時代によってはそのような組み合わせも数多く販売されていました。

    これは品質の優劣という話ではなく、当時のデザインや流行に合わせた選択です。

    そのため、査定では「イエローゴールドだからダイヤモンドの評価が低い」「ホワイトゴールドだから高い」と判断することはありません。地金と宝石は、それぞれ別の基準で評価しています。

    ピンクゴールドが定着した現在

    2000年代以降になると、ピンクゴールドも定番素材となりました。

    日本人の肌になじみやすい色味であることから、リングやネックレスだけでなく、ブランドジュエリーやブライダルジュエリーにも多く採用されています。

    現在ではイエローゴールド、ホワイトゴールド、ピンクゴールドという三つの色が一般的になりましたが、それぞれの素材には異なる魅力があり、査定でも色によって大きく評価が変わるわけではありません。

    重要なのは18金としての純度や重量、ジュエリー全体の状態、そして宝石が使われている場合はその品質です。

    現在は地金価格と宝石市場が別々に動く時代

    近年は金価格が大きく上昇し、18金ジュエリー全体の評価は以前より高くなっています。

    一方で天然ダイヤモンドは、ラボグロウンダイヤモンドの普及によって市場構造が変化し、特に流通量の多いサイズでは以前より相場が落ち着く傾向が見られます。

    つまり現在は、

    • 地金価格は上昇している。
    • ダイヤモンド市場は変化している。

    という二つの流れが同時に起きています。

    そのため、「18金だから高い」「ダイヤモンドが付いているから高い」と一括りに考えるのではなく、それぞれを現在の市場に合わせて評価することが大切です。

    質屋CLOAKでは、18金ジュエリーを素材だけで判断するのではなく、デザイン、重量、宝石の品質、市場での再流通性まで総合的に確認しながら査定しています。

    昔購入したイエローゴールドのジュエリーも、平成に流行したホワイトゴールドのリングも、それぞれの時代を代表するジュエリーです。流行が変わった現在だからこそ、「古いデザイン」と考えるのではなく、今の市場でどのような価値を持っているのかを知ることが、資産を見直す第一歩になります。

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