CLOAK TOPICS


宝石付きジュエリーは「石」だけでは決まらない──それでも石で決まる場合があるという査定の現実 | 質屋CLOAK守山小幡店
- - 岐阜からお越しの方
- - 三重からお越しの方
- - マスコミ取材
- - プライバシーポリシー
- - サイトマップ
宝石付きジュエリーは「石」だけでは決まらない──それでも石で決まる場合があるという査定の現実
宝石付きジュエリーの査定について、「石の大きさや品質で値段が決まる」と思われている方は少なくありません。そしてこの考え方は、一部の宝石においては正しく、一部では当てはまらないというのが、実際の査定現場での現実です。質屋CLOAK守山小幡店では、この点を誤解のないよう、丁寧に説明したうえで査定を行っています。

まず前提として、宝石単体で市場評価が成立する種類と条件は、ある程度はっきりしています。代表的なのが、ダイヤモンド、ルビー、エメラルド、サファイアといった、いわゆる貴石と呼ばれる宝石です。これらは、一定以上の大きさと品質が確認できる場合、石そのものに価格が付き、ジュエリーの査定においても明確な評価対象になります。加えて、確定可能なアレキサンドライトや、パライバトルマリンなどの一部の希少石も、条件が揃えば宝石単体としての評価が成立します。
ただし、ここで重要なのは「すべてのダイヤモンド」「すべての色石」に当てはまるわけではない、という点です。たとえばダイヤモンドであっても、サイズが小さく、品質面で再販市場の基準に届かない場合、単体の石としてではなく、デザインを構成する要素の一部として扱われることがあります。これは価値がないという意味ではなく、評価のされ方が異なるということです。
一方で、アメジストやシトリン、ペリドットなどの半貴石を単体で使ったジュエリーの場合、石のサイズがあっても宝石としての単体評価が難しいケースが多いのが実情です。その場合、査定は地金部分を中心に行われ、宝石部分はデザイン要素としての扱いに留まることが一般的です。こうした違いを理解せずに「宝石が付いているから高くなる」と考えてしまうと、査定結果とのギャップが生じやすくなります。
そこで重要になるのが、**「石として評価されるか」「ジュエリーとして評価されるか」**という視点です。宝石単体で価格が成立する条件を満たしていない場合でも、ダイヤモンドを複数使用したデザインリングや、取巻き構成、エタニティ、ステーションネックレスなど、再販市場で需要が安定しているデザインであれば、ジュエリー全体として評価が成立するケースがあります。つまり、石の評価が限定的でも、ジュエリーとしての完成度によって査定が組み立てられるのです。
質屋CLOAK守山小幡店では、宝石付きジュエリーを査定する際、まず「この宝石は単体で評価が成立する条件か」を確認し、そのうえで「このジュエリーは完成品として再販できるか」という二段階で判断します。石だけで評価が完結する場合もあれば、デザイン・製作工程・地金構成を含めた総合評価になる場合もあります。このどちらか一方に決めつけることはありません。
また、こうした宝石付きジュエリーは、買取だけでなく質預かりという選択肢とも相性があります。宝石単体での評価が成立するもの、あるいはジュエリーとして完成度が高いものは、質預かりの担保としても扱いやすく、思い入れのある品を手放さずに資金化することが可能です。売却を急がず、判断を保留できる点は大きなメリットといえるでしょう。
宝石付きジュエリーの査定は、「石だけ」「デザインだけ」で単純に語れるものではありません。単体で値段が付く石も確かに存在するが、すべてがそうではない。そして、石に単体評価が付かなくても、ジュエリーとして価値が成立する場合がある。この現実を踏まえて査定を受けることで、結果への納得感は大きく変わります。
STORE INFORMATION
取り扱い商品についての情報の新着情報
CATEGORY

名古屋大須の質屋・買取店
PAWNSHOP CLOAK クローク
愛知県名古屋市中区大須2丁目22-4 TEL:052-222-9609
所属組合:名古屋質屋協同組合・愛知県質屋組合連合会・全国質屋組合連合会
質:愛知県公安委員会許可 54116060010A
古物:愛知県公安委員会許可541319806900
Copyright © PAWNSHOP CLOAK クローク All Rights Reserved.


