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シャネルの歴史

Chanel

  • シャネルの歴史

    History of CHANEL ~シャネル~

    シャネルの歴史

    モード界に革命を起こしたココ・シャネルの歩み

    出発は帽子専門店「シャネル・モード」

    初代ガブリエルシャネル(愛称:ココ・シャネル)は少女時代に歌手になることを志しますが、その夢を諦めます。

    ちょうど同じ頃、趣味で作った帽子がボーイフレンドの友人たちの眼に留まり、絶賛され、帽子作りへの転機が訪れます。

    それから、生涯のパートナーとなるイギリス人の青年実業家の援助を受け、パリ・カンボン通り21番地に「シャネル・モード」という帽子専門を1910年にオープン。ここからファッションデザイナー、シャネルの歴史が始まります。

    オートクチュールブティックをオープン

    3年後に2号店を、1915年にはフランス南西部アキテーヌ地方ピアリッツに本格的なオートクチュールのブティック、「メゾン・ド・クチュール」をオープン。

    シャネルは服飾デザイナーとして本格的にデビューを果たします。

    シャネルの独創的なスタイルが話題に

    1916年に第1回シャネル・オートクチュール・コレクションを発表。

    第一次世界大戦時、パリから疎開してきたセレブ女性たちのために、安く、シンプルで、着心地が良い、機能的な服を手掛けます。

    そのスタイルは独創的なモノで、伸縮に優れたジャージ素材を、ファッショナブルな形としてドレスに取り入れるというもの。

    その斬新なアイディアが活発的な女性たちの心をとらえ、たちまち評判を呼び、脚光を受け、新たなトレンドとなります。

    これまで一般的であったコルセットを身に着けたスタイルから一気に解放されることとなり、多くの女性の悲願を達成します。

    この成功を期に、シャネルの名は瞬く間に広まり、黄金時代を迎えます。

    その後、1921年にパリ・カンボン通りの帽子店もクチュール店へと切り替え、カンボン通り31番地へ店舗を拡張します。

    同年5月5日には最初の香水となる「シャネルNo.5」を発表、世界的に大ヒットとなります。

    その後、1929年にバッグ「マトラッセ」を発表、1935年にはハリウッドと契約し、映画スターの衣装を製作するなど大成功を収めます。

    当時、喪服として用いられていた黒いドレスをカテゴリーにとらわれず、品格を落とすことなく、独創的なスタイルでファッションに取り入れ、革命をおこします。華やかなファッション界にタブーとされてきた黒を広めたのはシャネルだと言われています。

    シャネル「閉鎖」と「復帰」

    その後、第二次世界大戦の勃発により、シャネルは香水とアクセサリー以外の全店を閉鎖します。

    それから15年後の1954年に、クチュールのメゾンをカンボン通り31番地に再びオープ。シャネルはファッション業界に復帰し、新たなスタートを切ります。

    シャネルは、「20世紀の最も偉大なクリエーター」として賞賛され、翌年の1955年にモード・オスカー賞を授与します。

    シャネルの死去

    香水「No.19」を発表した翌年の1971年、モード界の巨匠として多くの功績と衝撃を与えてきたシャネルは、コレクションの用意の最中、晩年に住まいとしていたパリのホテル・リッツにて、87歳でその生涯を終えます。

    シャネルの新デザイナーに「カール・ラガーフェルド」が就任

    偉大な功績を遺したシャネルの後任に、カール・ラガーフェルドが、新デザイナーとして迎えられ、そのモード哲学が受け継がれることになります。

    1987年には、新たなジャンルとして、レディースウォッチ「プルミエール」を発表します。

    それから2000年には、「J12」というセラミック素材を用いたシャネル初のメンズウォッチを発表し、新たな旋風を巻き起こし、大きな話題を呼びます。

    カール・ラガーフェルドは、シャネルブランドを継承しつつ、新たな世界観を構築し、その活躍の幅をさらに広げていきます。

    シャネルの旗艦店 銀座にオープン

    2004年12月、銀座3丁目に旗艦店となる「銀座CHANELビルディング」をオープン。

    現在でも多くの女性から愛される人気ブランドとして、ファンション界の最前線で輝き続けています。

    時代の波に大きく左右されながらもファッションというツールを通じ、「女性達に新しい生き方」、「新しいスタイル」を提案し、世界中に女性の地位に革命を起こしたシャネル。

    いつの時代も女性らしさを忘れず、『あなたにとって永遠の愛用品となる為に』をテーマに、女性が望む機能性と、感性を兼ね備えたアイテムを、これからも発信していくことでしょう。