
今回の写真のシャネルのチェーントートは、マトラッセやクラシックフラップといったいわゆる定番モデルとは異なる立ち位置にあるバッグです。しかし、フロントに大きく配されたココマークが強い存在感を放ち、チェーンハンドルを備えた構造からも、一目でシャネルと分かるアイコン性を持っています。この「分かりやすいシャネルらしさ」は、年数が経過したバッグであっても評価の土台になりやすい重要な要素です。
トート型で収納力があり、実用性が高い点も特徴のひとつです。日常使いを前提に作られているため、購入当初から使用頻度が高かった個体も多く、市場にはさまざまな状態のものが流通しています。そのため、同じチェーントートでも状態による評価差がはっきり出やすいモデルと言えます。
シャネルのチェーントートが持つ実務的な評価
シャネルのバッグは、近年の現行品定価の上昇により、中古市場全体の見方が変わってきています。特に、
・シャネルらしいデザインであること
・現行ラインと世界観が大きく乖離していないこと
・実用性があり、再販しやすい形状であること
これらを満たすバッグは、定番モデルでなくても極端に評価が崩れにくい傾向があります。
今回のチェーントートも、その条件に当てはまるバッグです。マトラッセほど相場が一定で推移するタイプではありませんが、「まったく評価されない」「値段がつかない」といった扱いになることは少なく、状態次第で十分に実務上の評価が成立します。
状態が査定を大きく左右する理由
シャネルのチェーントートは、革が柔らかい構造のものが多く、年数が経過した個体では経年劣化により表面のボリュームが失われ、全体的に痩せた印象を受ける状態になっているケースも見られます。また、トート型で荷物を多く入れられる分、底面のヘタリや角のスレ、持ち手付け根への負荷が蓄積しやすい点も特徴です。
一方で、使用頻度が低く、保管状態が良好なバッグは、年数が経っていてもフォルムが保たれ、見た目の印象が大きく異なります。このような状態の良い個体は、中古市場や質預かりの現場でも評価が安定しやすく、価格が保たれやすい傾向があります。
査定時に確認される主なポイント
質屋CLOAKでは、チェーントートを査定する際、次のような点を総合的に確認します。
まず外装の状態です。角スレや底面のヘタリ、全体の型崩れがどの程度あるかによって、評価は大きく変わります。次にチェーンと金具部分。チェーンの伸びや歪み、金具の摩耗は使用頻度を判断する重要な材料になります。特に持ち手付け根は負荷が集中しやすく、ここがしっかりしているかどうかで印象が大きく異なります。
さらに、**シリアルシール(製造番号)**の有無も実務上は重要です。シリアルが確認できる個体は真贋確認が明確になり、質預かり・買取のいずれでも扱いやすくなります。保存袋や購入時のブティックシールが残っている場合は、評価が安定しやすくなる傾向があります。
売却だけでなく「質預かり」という選択肢
このタイプのチェーントートは、「今は使っていないが、シャネルなので簡単には手放したくない」「将来また使う可能性がある」という理由で、売却を迷われる方が多いバッグです。
質屋CLOAKでは、バッグを担保にして現金化できる質預かりをご提案しています。
質預かりであれば、バッグを資産として評価し、一定期間内に元金と質料をご清算いただくことで、同じバッグをそのままお返しします。現行品の定価が上昇している現在、シャネルのバッグは「売る前に一度預ける」という考え方が、現実的な選択肢として広がっています。
まとめ
今回のシャネルのチェーントートは、定番モデルではないものの、ココマークが明確で、シャネルらしさをしっかり備えたバッグです。そのため、状態次第では質預かり・買取のどちらでも十分に検討価値があります。
使わなくなったままクローゼットに眠っているシャネルのチェーントートがある場合、「古いから」「定番ではないから」と判断する前に、現在の状態と相場を踏まえた評価を受けることが重要です。
質屋CLOAKでは、過度な期待を煽らず、実務に即した現実的な査定を行っています。まずはお気軽にご相談ください。